2005年11月24日

携帯電話、途切れぬ進化。

 何度も取り上げているように、携帯電話はその機能を益々拡大しており、今や必需品といった感がありますが、最近の技術やサービスなどについての特集記事がありましたのでこれを取り上げます。

記事(日本経済新聞(2005.11.24)15面)には

 国内普及台数が約9千万台と一人一台に近づいた携帯電話にカメラやテレビ、電子マネーなどの新しい技術やサービスが続々と登場し、今後はインターネット技術の応用でさらなる進化が期待される。

 近頃新規参入業者の顔ぶれも決まり携帯各社の顧客獲得競争の激化が、新たな機能やサービス提供を促している。

最近、提供もしくは明らかにされたサービス:

 地上波デジタル放送対応:KDDIが来春スタートの「ワンセグ」対応機種を12月より発売。ワンセグ放送では映像と同時に番組に関連した情報検索や商品販売なども行える。
 通話機能への新技術:通話する前にボタンを押して通話するトランシーバー型通話への対応。この機能により多人数で同時に会話することができる。ドコモ(プッシュトーク)とau(ハローメッセージ)が提供。このような機能が低価格で可能になったのはIP(インターネットプロトコル)技術の活用によりインターネットを経由し通信できることによる。

 IP携帯電話:現状のIP技術での通話では1,2秒の遅延が発生するが総務省が07年にも許可する方針の新しい無線通信技術(WiMAX)では大幅に改善される。当面は設備の関係で利用範囲が限られるので現方式と切り換えて利用する形になる。

 電子マネー:「おサイフケータイ」は携帯各社が対応機種を発売しており、ドコモでは12月からさらにクレジット機能も使えるようにする。

 料金サービス:家族(ファミリー)割引や特定相手とは定額料金といったサービスがある。


 このように新しい機能やサービスの提供を各社行っている背景には、来年解禁となる携帯会社を変えても同じ電話番号が使える「番号ポータビリティ」の導入がある。
消費者はより安く、便利なサービスを提供する会社へと気軽に移れることになる。
そのため顧客の囲い込みが必要になっているといえる。

そこで利用者はサービスや料金体系が複雑になる分、自分に合った使い方を考える必要がありそうだ。


とある。(本文記事を要約、編集しています)


 多人数会話や家族とか知人との通話割引といった、まとめて同じ会社の機種にという囲い込みと、差別化できる新しい機能をいち早く提供し機種変更を促すといった2つの動きがあるように感じる。

その意味で、今後益々このような動きがより活発になりそうな気がする。

技術や機能という面で考えてみると、携帯は電話から情報端末へと役割を変えていきそうな気がする。また普及率から見るとほぼ一人1台所有していることになると通話相手を呼び出すのに固定電話ではなく、話をしたい本人と直接コミュニケーションが取れる携帯電話の利用が多くなるだろう。

 そして、FMCという固定通信と携帯電話の融合技術により、社内(自宅)でも外部でも同じ電話番号で呼び出せることになるので、電話番号が個人そのものを特定する時代が来るような気がする。



本日のその他の記事
・医療費管理海外に学ぶ:診療報酬明細の電子化、電子カルテの共有など医療分野でのIT活用が進み更に拡大傾向にある米国。(5面)
・NEC、IP電話などの事業強化でグループ会社の営業・SEを取り込む。(11面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 21:18| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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