2005年11月17日

子供の飛び出しICタグで察知。

 ICタグは物流の効率化やモノの管理を変革させるといわれていますが、今日は子供を交通事故から守る武器になりそうという記事を取り上げます。

記事(日本経済新聞(2005.11.17)13面)には

 NTTデータや日産自動車など5社は16日、無線ICタグ(荷札)を利用した交通安全サービスの実験を始めると発表した。

市街地を走行中の自動車と子供の位置を無線ICタグで認識して、事故の危険を察知すると自動車の運転手に警告する。

見通しが悪い交差点での子供の飛び出しによる交通事故を防ぐ狙い。


 電波を自動発信する無線ICタグを、実験地域の横浜市青葉区に住む子供と自動車の運転手に持たせる。

駅周辺や子供が集まる公園付近の電柱に受信機を設置。
受信した無線ICタグの電波をインターネット経由でコンピュータに取り込み、子供と自動車の位置を判別する。

 コンピュータは各タグに割り振られた固有の番号情報を読み取るため、他の電波を誤認する恐れはないという。

 受信機は100−300メートル以内にいるICタグを持った子供を認知する。
この受信機から100メートル前後の距離にICタグをつけた自動車が近づくと、搭載した装置から「近くに子供がいます」といった音声メッセージを流す。
とある。


 ICタグの応用分の拡大事例として面白い試みといえるのではないでしょうか。
まさかICタグを利用して交通事故の防止策に利用できるなんて、思いもよらないですよね。

ICタグの離れた場所からタグ情報を読むことができるという特徴を旨く利用しているといえます。

今回は子供を対象としていますが、当然これから増える高齢者への交通事故防止対策としても有効といえるのではないでしょうか。

ICタグがもっと進んで、携帯電話に埋め込むことが出来ればほとんどの人が持っている携帯電話で交通安全が図れることになるだろう。

 この事例をきっかけにICタグの多様な活用方法が次々と生まれてくることを期待したい。

 ただ、人の行動を本人の知らない間に監視するといったコトには利用はして欲しくないように思います。監視はしないが、記録は採取しておくようにすると、いざ何か問題があったときには記録データから簡単に分析できることとなり、犯罪は激減することになるだろう。何故なら、犯行時間ころ犯行現場近くにいたのは誰かがピンポイントで分かることになるからです。

 まるでSF映画の世界のように思えます。
今回の実験が無事成功し、交通事故が減れば安全な社会の実現に一歩も二歩も役立つことでしょう。
 


本日のその他の記事
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などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 20:59| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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