2005年08月10日

カタログ通販ネットで選ぶ。(27面)

 スペースシャトルの「ディスカバリー」昨夜無事帰還できて良かったですね。
 昨夜は9時前ぐらいから7月30日にも取り上げた「NASAテレビ」で着陸の瞬間までをインターネットで見ることが出来ました。
 参考:7月30日投稿分 http://netsyakai.seesaa.net/article/5486707.html

 さて本日はカタログ通販各社がネット通販にも力を入れだしたという記事を取り上げてみます。

記事(日本経済新聞(2005.8.10))には

 カタログ通販大手各社がインターネットを経由した販売への傾斜を強めている。

低価格衣料チェーンや郊外型ショッピングセンター(SC)の増加などでカタログ販売は伸び悩み傾向。

各社が消費者が商品や価格を比べられる比較サイトへの情報提供に相次ぎ踏み切るなど、カタログで顧客を囲い込む従来の手法から客層を広げる姿勢を鮮明にしている。


とある。

更に記事の中には、カタログ販売の「ベルーナ」と「ディノス」は国内初のカタログ通販の商品・価格比較サイト「通販・エヌイージェーピー(http://tuhan.ne.jp)に参加したことで、素手の情報提供をしているニッセン、千趣会、セシール、ムトウ、百貨店の大丸、住商オットーの6社と合わせ、総合カタログの大手どころが出そろった

と書かれていた。

また、テレビ通販でもインターネットとの融合が進んでおり、TVで流している通販番組をインターネットでも同時配信したり、TV放映が終了後でも通販サイトで視聴できるようにしたり、携帯電話向けの動画配信を強化するなどの動きが出ているとのことである。

 どうもこのような動きの背景には、消費者が購入に際しインターネットで情報を集めるケースが増えてきたことが影響しているようだ。

説明記事の中にも、比較サイトで他社の製品を探ししていた消費者が自社の商品に興味を持ってもらえるきっかけに繋がっていると、競合が一つのサイトに集結することのメリットが書かれていた。

しかし、このことは裏を返すと消費者に支持されない商品・価格は淘汰されるリスクがあるということになる。

また、カタログ販売は3−40代の主婦が中心だが、ネット販売だと年齢が低めの層も取り込めるので顧客層を広げる効果があるそうだ。

更に各社のネット経由での受注額は前年に比べ18%から27%増加しているとのことで、低迷するカタログ販売を補う傾向が続いているとのことだ。


リアル店舗ではあまり考えられないような形態だが、ネットの世界では競合が一同に介することで顧客から見れば返って品揃えが豊富になり販売が促進される効果を生んでいるようである。

それ故、品揃えには個性やこだわりといった特徴を持たせることが重要といえるのではないだろうか。

このような比較サイトがなくても賢い消費者は自分で各社の情報を集め比較していたと思われるが、この通販サイトはこのサイトに訪れるでことで簡単に比較が行えるという消費者への利便性を提供している点で面白いと感じた。
 
また、同じ紙面にヤマダ電機がヤフーオークションで家電販売を始めるとの記事もあった。
ヤマダ電機は既に自社のホームページで通販を行っているのに、何故ヤフーを利用するのだろうか。
記事には、ネットで購入を済ませている若年層を取り込む狙いと、オークションスタイルが集客増に繋がるとの期待があるようだ。

いずれにしても、インターネット販売の手法が益々複雑となる方向に進んでいることだけは間違いないようだ。

ネットの世界なら、新しい販売方式を開始するコストがリアル店舗のそれに比べれば極めて低いので、チャネルや顧客接点の多様化が売上に寄与するということなのだろう。

平たく言うと顧客のタイプに合せた店作りが必要で、ネット上ならタイプ別のお店が簡単に出来るということでしょうか



本日のその他の記事
・ネット接続料金、世界主要6都市で東京が最安値。(5面)
・[金融ヒット商品を追う]損保ジャパンの海外旅行保険、ネット使い保険料安く。(7面)
・東芝、西田新社長が07年度営業利益率4%以上、ROE10%目標の経営方針発表。(11面)
・ネット専業の広告代理店、大手企業の開拓に。(12面)
・デジカメ出荷、初の前年割れに。今年の国内出荷。(12面)
・マイクロソフト日本法人、設備業向けにIT導入セット販売。(13面)
・6月の携帯出荷4%増、第3世代が7割。JEITA調べ。(13面)
・国内携帯市場、日本勢に淘汰の波。auも海外調達を開始。(13面)
・[音楽配信元年]アップル上陸・下。邦楽出遅れ懸念。権利複雑、調整難しく。(13面)
・USEN、10月から企業向けにVPN。3割程度安く。(15面)
・セプテーニ、化粧品通販を支援。顧客誘導サイト開設。(15面)
・ECジャパン、ネット広告の効果分析、集客ルート毎に。(15面)
・イー・マーキュリー、地図検索使い求人情報提供。(15面)
・ヤマダ電機、競売サイトに新製品。(27面)
・NTTドコモの新機種、声を実際よりゆっくり伝達。(27面)
・松下電工、住宅用火災警報器と連動可能なインターフォン発売へ。(27面)
・楽天、ゴルフコンペ予約サイトを開設。(27面)
・「AMC」の顧客情報8400人分流出。「ビッダーズ」運営のDeNA。
(毎日のように情報漏洩の記事が続きますね。)
 参考:DeNAのコメント http://www.dena.ne.jp/press/release_2005/20050809.html
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 21:52| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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