2005年07月11日

電子署名の有効期限がソフトの動作に影響か?

本日は新聞休刊日なので、IPA(情報処理推進機構)が注意喚起している情報について触れてみたい。

内容としては、
IPAがサンマイクロが提供するJavaのライブラリ「JCE1.2.1]の一部機能が7月28日6時28分以降正常に動作しなくなることを注意喚起している。これに併せてJCE1.2.1を使用して作成されたソフトウェアが正しく動作しない可能性がある。
なお、JDK(Java 開発キット)1.4以降に含まれるJCEではこの問題が発生しない。
今回の問題を引き起こす原因は、JCE1.2.1にその正当性を証明するため電子署名が施されているが、この証明書の有効期限が今月28日6時28分となっていることにある。
この問題を回避する対策としては、製品の場合はその開発元からパッチなどの対策情報が提供される。
自社の開発アプリケーションなどはJCE 1.2.2 にバージョンアップすれば良いとのことだがこの際、対応済の JCE が標準パッケージとして含まれている J2SE1.4.2 あるいは J2SE 5.0 への移行を検討されることをお勧めする。

となっている。

このJCEが組み込まれたソフトウェア製品の有効期限を何もしないで延長することは、プログラムの仕組み上不可能であるため、上記のような対策を必ず実施する必要があると思われる。


この問題は、本来ソフトウェアの作成元を保証するための電子署名のはずが、かえってその有効期限が切れるということでソフトウェアの動作に影響を及ぼすことにあるといえるのではないだろうか。


今年の4月に「e−文書法」が施行され、契約書や領収書など保管義務が課せられた文書類の電子保存が認められ、文書保管費の大幅な削減と業務の効率化が期待されている。
この文書の正当性を証明するための手段として「電子署名」が大いに利用されると思われる。
その意味で、証明書の有効期限によりトラブルを発生させるという問題は早急に解決すべき重要な課題といえる。

ネット社会では「電子署名」はソフト開発者など限られた人々のことでなく、インターネットを利用する全ての人にとって理解しておくべき重要な知識になると思われる




posted by ネット社会の水先案内人 at 21:55| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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