2005年07月09日

電子投票、故障で無効裁定。(38面)

記事では
2003年7月、岐阜県可児市・市会議員選挙で使用された電子投票システムの機器トラブルをめぐり、有権者らが選挙管理委員会に選挙の無効(やり直し)を求めた訴訟の上告審で、最高裁が県選管の上告を退ける決定をした。
その結果、選挙の無効が確定した。
とある。

本件の経緯記事にもあったが、電子投票システムの機器トラブルにより、1時間30分程度投票できなかったことにより有権者約2200名が投票を断念したことと最下位当選者と次点との差が35票と少なかったことにより本裁定となったようだ。

電子投票は今後選挙事務や集計等の効率化につながったり、将来自宅や携帯など投票の自由度が増すことが期待されている。
その意味で今回の裁定は、ITに係わるものからは残念な結果といわざるを得ない。

新しい試みを始めるには十分な準備が必要ということを示しているともいえる。
機器トラブルの原因が機器の過熱による動作不良ということなので、7月という時期を
考慮すれば、このような環境を想定した試験を行う必要があったといえる。

根本的な問題でないところ、昔から何度も発生していた問題での結果だけに残念に思う。
しかし利便性や自治体業務の効率化を考慮すると電子投票は国政選挙を含め実現すべき課題だと考える。
開発関係者にはこの裁定にくじけず、むしろバネにして問題のないシステムに仕上げて欲しい。
そして将来自宅からでも投票出来るようになればきっと投票率も改善されると考える。


本日のその他の記事:
・ネット証券、楽天、松井抜き2位に。(1面)
・金融庁検査、個人情報管理に重点。(4面)
・3月末、ブロードバンド契約件数1951万件。(4面)
・ブロードバンド、米で加入34%増、昨年末3790万件に。(7面)
・米グーグルなど、電力線通信VBに出資。(7面)
・[メディア奔流]ラジオ・衛星放送も変身、既存勢力が巻き返す。(9面)
・情報セキュリティ事業、日立が官公庁向け強化。(11面)
・NTTデータ、第一生命から基幹ネットを受託。(11面)
・ダイフク、スウェーデンで物流システム。(11面)
・シャープ、台湾液晶大手と特許相互利用。(11面)
・ベスト電器、ネット通販誤表示、一人100円分おわび。(13面)
・アマゾンジャパン、出版物の売れ筋作品のデータ無償提供。(13面)
・[サービスNAVI]携帯、広がる海外利用。(31面)
・ぐるなび、海外旅行の予約販売開始。(13面)
・みずほ銀などの顧客情報盗難。監査法人が発表。(38面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 09:24| 静岡 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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電子投票はやっぱり必要?
Excerpt: 2003年に実施された岐阜県可児市の市議会議員選挙について,電子投票の不具合を理由に最高裁は選挙無効確認の判決を下しました。これにより,市議会議員は全員失職し,再選挙になるそうです。 原因は機械..
Weblog: あれは,あれで良いのかな?
Tracked: 2005-07-12 21:49
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