2005年06月27日

将棋ソフト「激指」、ベスト8ならず。序盤につまずき惨敗(19面)

本日は、将棋のアマチュア日本一を決めるアマ竜王戦で将棋ソフトがベスト16にとどまった。という記事をとりあげたい。

記事の概略は、
今回の敗因は、序盤戦で大差がついたことにある。
将棋ソフトは駒の損得や玉の詰む詰まないなどを点数化、指す手を選ぶ。
駒をとったりとられたりする中盤は点数化しやすく迷わないし、間違えない。
序盤は駒の配置やバランスが判断基準で点数化しにくい。
プロ棋士に勝つには、序盤に不可欠な構想力や戦略性をどう組み込むかにかかっているようだ。(注:このソフトの作者はハードウェアの性能やロジックの改良でトップ棋士のレベルに向け努力を続けるとのことだ)
となっていた。

面白いと感じたのは、いみじくもコンピュータの限界が現われていることだ。

最適手を選択するためのルールが明確であれば、文字通りすべての可能性を短時間で検証するので、見落としはない。しかしどのような作戦で進めるかといった序盤の戦いは、ルールがない世界なので旨くいかない結果となっている。

つまり状況や雰囲気といった曖昧な情報から、方向性や最適な解を導き出すことはパソコンのソフトでは不可能に近いということではないだろうか。

このことは、「人間がすべき仕事は何か」を示しているともいえる。

ビジネスの世界でも、人間が行うべき仕事とコンピュータにやらせる業務を意識して使い分ける必要があるということだろう。

まさに本質を捉えた「適材適所」こそ大切ということになる

本日のその他の記事
・7月に戦略会議、電子政府・電子自治体を議論。(1面)
・ヤフー、番組情報サイト。ネット・放送 相乗効果狙う。(11面)
・ダブルクリック、購買行動など分析。(11面)
・ぷらら、有害サイト接続防止機能標準装備に。(11面)
・メディア仕掛け人:デジタルラジオ人間的な媒体に。(11面)
・芸能プロのアミューズ、コンテンツ配信参入、接続サービスも開始。(11面)
・幻冬舎、書店で物販。書籍と連動した商品を企画、販売。(11面)
・テクモと虎の穴、マンガ画像を携帯向け配信。(11面)
・MMR、アマ作家の小説、電子書籍で販売。(11面)
・産学官連携推進機構、知財関連の人材10年で倍増を提言。(19面)
などがあった。

本日は、他にも注目すべき記事があった。
・景気、雲消えぬ中 再離陸。好業績、家計にも恩恵。(1面)
・市場化テスト、裁量の幅小さく。「民」活用、「官」の壁。(3面)
・産業景気予測特集、主要30業種の動き7-9月。(23面)
・売れ筋商品を占う。小売店から見た「これが売れる」。(25面)


posted by ネット社会の水先案内人 at 22:55| 静岡 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。