NIKKEI NETにネット利用者のトラブル経験が64%という記事がありました。
記事には
■ネット利用者、64%がトラブル経験・過去1年で
インターネット利用者の3人に2人は何らかのトラブルを経験している――。野村総合研究所の子会社で情報セキュリティー対策を手掛けるNRIセキュアテクノロジーズは19日、こうした調査結果をまとめた。1年前の調査より被害者は若干減ったが、引き続き高い水準にある。犯罪や営利目的のコンピューターウイルスも増えており、NRIセキュアは注意を呼びかけている。
過去1年間でネットを利用した際に何らかのトラブルを経験した人の比率は64.0%と1年前の調査より6ポイント減少した。05年4月の個人情報保護法の施行によりサービス提供者側の対策が進んだことが一因という。
法令で制限されている宣伝や勧誘目体の迷惑な電子メールを受け取った経験のある利用者は49.0%。これも約8ポイント減ったが、依然高水準だ。
とありました。
ここでのトラブルとは、利用者自身は特に悪い使い方をしていないのに、結果として何らかの問題に遭遇したことのようで、ソフトの利用方法を誤ったり、思うような設定ができずシステムが使えないという本来のトラブルは含まれていないようです。
本当に深刻な問題といえます。
つまり、コンピュータウイルスやスパイウェア、オークション詐欺、身に覚えのない不当な請求などといったトラブルには大半の人が遭遇していることとなります。
本当に深刻な問題といえます。
利用者ができる対策をきっちりと行うというのが出発点のように思います。
また性悪説ではないですが、信頼できるサイトを利用するとか、うまい話は疑うとかいったことも重要なようです。
詳細は、NRIセキュアテクノロジーズのサイトを参照ください。
http://www.nri.co.jp/news/2007/070119.html
ラベル:セキュリティトラブル ネット社会