このほど西日本高速道路などが協力しICカードの複合利用が進みそうです。
日本経済新聞(2006.12.15、13面)には
■西日本高速道路など4社、電子マネーなど4機能カード発行
西日本高速道路サービス・ホールディングス、オーエムシーカードなど4社は14日、2007年3月に高速道路利用者向けに自動料金収受システム(ETC)や電子マネーなど4種類の機能を一体化したカードを発行すると発表した。西日本高速道路のサービスエリア(SA)で申し込みを受け付け、その場で発行する。SAなどでの買い物の利便性を高める考えで、数年内に30万枚の発行を目指す。
カードの名称は「クアドラパス」。ETC、クレジットカード、ビットワレットの電子マネー「エディ」、ソニーファイナンスインターナショナルのネット通販用決済サービス「エリオ」の4機能を1枚のカードに搭載する。
とありました。
このカードは、西日本のサービスエリア約40カ所で、週末や祝日に開設する窓口で即日カードを発行するとのことです。当然ETC車載器の取り付けも行うとのことです。
ETCの普及に貢献しそうな気がします。高速道路を利用しているときが、一番ETCが欲しいと感じるわけですし、おまけにETCだけでなく電子マネーなどにも利用できるとなると、心理的な抵抗感がより小さくなるように思います。
このような形で、1枚のICカードであらゆるサービスが利用できるようになればもっと便利になるでしょうね。その意味でも今回の施策が成功して欲しいものです。