2006年11月23日

照明の光で無線ネット・5年内メド実用化


 通信の手段に新しい媒体が誕生しそうです。
今回は、照明器具の光を人間の目では気にならない早さで点滅させ通信を行うという方式のようです。

日本経済新聞(2006.11.22、夕刊)には

■照明の光で無線ネット。総務省、来秋に実証実験

 総務省はNTTの研究所や沖電気工業、NECなどと共同で、照明器具の光を無線電波のように利用する「可視光通信」の開発に着手する。光の届く範囲にパソコンを置けば、配線コードがなくても高速インターネットが楽しめるようになる。世界で初の試みで、次世代ブロードバンド(高速大容量)技術として普及させる方針。5年以内の実用化を目指す。

 「可視光通信」は蛍光灯から発する光や、表示灯に使われる発光ダイオードを目に見えない速さで点滅させて情報を送る仕組み。電源コンセントに差し込んで高速インターネットを利用できる電力線通信(PLC)に照明器具をつないで接続できるようにする。


 電波を利用した無線LANが普及しつつあるが、「可視光通信」は無線通信の基地局を照明器具に置き換えるイメージ。通信速度は毎秒数十メガビットから百メガビットになる。将来は光ファイバー通信以上の速度を出すことも可能。

 可視光通信は無線に比べ安全性が高いのが特徴。光をカーテンなどで遮断すれば情報が室外に漏洩しない。電波を使わないため医療機関や研究所での活用も期待される。


とあります。(一部編集)


 面白い技術が誕生しそうですね。でも可視光通信のルーツをたぐると、大昔に狼煙を利用したり、ライトを使った船舶間の通信などが思い浮かびます。

 原理は、これと同じで21世紀はこの点滅速度を人間の目にもとまらぬ早さで行えるというのが画期的というだけのように思えます。通信の傍受ということを考えると、室内での通信には極めて安全度の高い通信手段といえそうですね。

 もし予定通り、実用化に成功したら室内の通信スタイルは大きく変わる可能性を秘めているといえそうです。
posted by ネット社会の水先案内人 at 21:09| 静岡 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 新技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その記事には実は矛盾が・・・・
PLCを使用するとのことですが、PLCは医療機器への悪影響が心配されており、厚生労働省からも指摘があったため、メーカーホームページにも注意書きがあります。 使用停止命令を受ける可能性も。
http://panasonic.co.jp/pcc/products/plc/index.html#Caution
Posted by 野々村 at 2006年11月28日 10:19
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