2006年11月16日

楽天、API公開へ・「儲かるウェブ2.0を目指す」


 NIKKEI NETに、楽天の三木谷社長が自社のショッピングサイトや宿泊予約サイトを個人のブログなどと連携できる仕組みを来年以降公開すると発表しました。

 楽天のweb2.0戦略として位置づけているようです。

 記事には、

■楽天、API公開へ・「儲かるウェブ2.0を目指す」三木谷社長

 楽天は楽天市場や楽天トラベルなどのAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)を来年以降公開すると発表した。自社のシステムを、プログラムの部品として他のシステムに組み込めるようにし、個人のブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで楽天のサービスを展開する計画。

会見した三木谷浩史社長は

「ウェブ2.0対応を進め, 楽天経済圏の入り口を全方位に開放する。ウェブ2.0は儲からないといわれるが、楽天はトラフィックをお金に変える換金装置を持っている。他のウェブ2.0企業とは違う」と、ウェブ2.0のビジネス化に自信を示した。

 楽天では現在、おすすめ商品のリンクをブログやホームページ上に張るアフィリエイト(成果報酬型)広告のサービスを提供している。APIを公開することで、楽天市場で買えるおすすめワインの情報を検索できるサイトなど、第三者による独自のサービスの提供が可能になるとみられる。

 ウェブ2.0の代表企業といわれるアマゾン・ドット・コムではAPIを公開する「Amazon Web サービス」で、商品データやレビュー、消費行動分析結果などを自由に使えるようにし、ユーザーが好みのレイアウトで商品を掲載できるようにしている。


とありました。

 API公開により、個人のブログやSNSで投稿した記事に、楽天のサービスと連携が簡単にとれるようにすることで、楽天のサイトへの集客を促進しようとする狙いといえます。

 APIを利用するには、少し専門的な知識を必要としますが、従来のアフリエイト広告に比べれば、記事の内容に合致するように情報を絞り込んで楽天のショッピングサイトにジャンプできるようにすることができます。

 つまり、誘導効果の高い仕組みが実現できることとなります。ページを用意する側も成果報酬の実入りが向上する可能性があるといえます。このようなサイトが増加すればするほど楽天にとっても集客やショップでの売上増加が期待できます。

 今回の楽天の動きを受け、このような動きが広がりそうな気がします。
そうなったとき、何で差別化を図るかがポイントとなりますので、APIで提供できるサービスの機能とサイト自身の魅力といった、コアの部分はきっちりとしておく必要がありそうですね。
posted by ネット社会の水先案内人 at 22:52| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットの新潮流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。