殆どの機器が、USBに差し込むだけで簡単に利用できることからとても便利ですよね。
日立はこのほど、USBに差し込む音声合成装置を開発したそうです。
日本経済新聞(2006.11.4、11面)には
■音声合成装置、持ち運びOK。日立、USBメモリー活用
日立製作所はパソコンに記録したデータを読み上げられる持ち運び可能な音声合成装置を開発した。
パソコンに接続できる小型の記憶装置であるUSBメモリーに音声合成プログラムを搭載。これをパソコンに接続すれば、自分のスケジュールなどを音声で確認できる。視覚や発声に障害を持つ人や高齢者の用途も想定している。
来春の商品化を目指す。同システムをスケジュール管理に使った場合、パソコンにUSBメモリーを接続すればメールの着信や内容を音声で読み上げたり、設定した時間に予定を知らせてくれる。
とあります。
ウィンドウズの読み上げソフトと今回の日立の音声合成装置との違いがよく分かりませんが、このように体の不自由な人を支援する機能が充実していくことはとても良いことのように思います。
今回の日立の仕組みがいくらで販売されるのか分かりませんが、できるだけ安価な価格で提供されることを期待したいものです。
またこれからも、いろいろな障害のある人に配慮した仕組みが簡単にしかも安価に利用できることが、真のネット社会のために必要なことのように思います。