2006年10月17日

ウィキペディアにライバル誕生


 本日のNIKKEI NETに面白い記事がありましたので紹介します。

 誰もが書き込める、世界中の知恵を集める、web2.0の代表「あちら側」情報のウィキペディアに変化が生まれるかも知れません。

 書き込まれた内容を専門家が検証するようです。そして更に掲載は自由だが専門家の承認が必要となる新たなサイトを立ち上げるとのことです。


■ウィキペディアにライバル誕生へ・編集に専門家投入
 オンライン百科事典ウィキペディアの創設者の1人であるがラリー・サンガー氏が、コンテンツの信頼性向上を目的に新たな百科事典サイトを立ち上げる。専門家がウィキペディアの記事を見直す作業を数日内に始め、年内の一般公開を目指す。

 誰でも書き込みや編集ができるウィキペディアは、ネット上で多くの人々が作業に参加するプロジェクト成功の代表例だ。140万の掲載記事は検索結果で上位に表示される。だが、高い開放性のゆえに見解の異なる人々の間で論争が起こりやすい。サンガー氏は「新しい記事はコンセンサスの見解を反映していない」と批判する。



 新サイト「Citizendium」でも記事の投稿は誰でもできる。だが、掲載には一定の知識を証明した専門家の承認が必要となる。サンガー氏によれば、新プロジェクトはある団体から資金支援を受け、ウェブ・ホスティング会社からはサービスを無料で提供されるという。同氏はウィキペディアの編集方針に反発し、立ち上げ初年度にプロジェクトを去っている。

 新サイトにはウィキペディアの既存の記事がそのまま移される。その後、編集責任を持つ専門家がすべての記事を見直す。サンガー氏はこの作業を、3000 頭の牛を飼っていた小屋を30年間掃除しなかったというギリシャ神話にかけて「アウゲイアス王の牛小屋の掃除」と呼んでいる。


(英フィナンシャル・タイムズ特約)

とあります。

 この動きは、誰が情報の質を維持するのかという問題への、一つの解決策を示しているのかも知れないですね。

 情報や知恵はより多くの人から集めたい。そうするといろいろなレベルの情報になり、場合によっては見解の違いなどで論争が起きることになる。また、読み手には、情報を鵜呑みにするのではなく、自分でその情報をどう扱うかをフィルタリングする必要があったといえます。

 そこで情報の質を保証するには、専門家によるチェックが必要という判断になったようです。読み手は、このようにして貰えば、そのサイトの情報は信用できるので安心できることになります。

 もしかしたら、グーグルは検索だけでなくそのサイトの情報の質も評価しランク付けするようになるかも知れないですね。 


 参考:ウィキペディア

   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
posted by ネット社会の水先案内人 at 22:19| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットの新潮流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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