2006年10月02日

音楽ネット配信、著作権柔軟に


 新しい形での音楽配信の仕組みが日本にも上陸するようです。
誰でも楽曲を登録することができ、その際利用者への著作権に対するルール(自主流通ルール)を決めて公開ができるとのことです。

 レコード会社などもプロモーションなどに旨く利用することが可能になります。

日本経済新聞(2006.10.2、11面)には

■音楽ネット配信、著作権柔軟に・米マグナチューン日本上陸へ

 利用者が無料や自分で決めた価格で音楽を楽しめる新種の音楽ネット配信サービスの米マグナチューン(カリフォルニア州)が、年内に日本向けサービスを始める。全曲で著作権を柔軟に運用する「クリエイティブ・コモンズ(CC)」のルールを採用し、欧米で広がりを見せている。新しい音楽流通の試みとして日本でも注目を集めそうだ。

 マグナチューンはネットを通じて録音音楽を売る独立(インディーズ)系の「ネット・レコード会社」。日本向け事業はネット関連ビジネス支援のデジタルガレージとの共同事業になる見込み。現在のアーティスト数は250組で、アルバム数は500、楽曲数は5000で、すでに日本のアーティストも参加している。

 消費者は全ての楽曲を無料でストリーミング(逐次再生)形式で聴けるほか、試聴か非営利目的使用を前提に無料で自分のパソコンに取り込むことができる。そのうち気に入ったアルバムを高音質のデータで有料で購入する仕組み。買った曲は3回までコピーを知人などに贈与できる。


とあります。
 
さらに解説記事には
 マグチューンの仕組みは、利用者が無料や低価格で音楽が楽しめるだけでなく、アーティストにとっても著作権を放棄せずに幅広く音楽を配布することにつながる。大手レコード会社もコストを掛けずに音楽を流通させることが可能になる。とありました。

 日本国内で著作権がどうのこうのと言っていても。、ネットの世界では海外から新しい仕組みが簡単に上陸できることを認識する必要がありそうです。

 世界に簡単に進出できるチャンスでもあり、逆に海外の企業から現在のビジネス基盤を脅かされるというリスクでもあるということで、このことはネット社会の面白いところかも知れません。

 とにかくはっきりしていることは、日本の基準で業界を守ることをいくら考えても意味がないことになります。サービスが成功するかしないかは、利用者にどれだけ利便性を提供できるかで決まってくるようです。これが世界共通のビジネス基準といえそうです。
posted by ネット社会の水先案内人 at 21:05| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットの新潮流 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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