2006年09月25日

仮想通貨、トラブル多発。詐欺にご注意。


  
 オンラインゲーム(インターネットで行うゲーム)でゲームで使用するアイテムなどを購入するときに使用する仮想通貨でトラブルが急増しているそうだ。

 リアル・マネー・トレード(RMT)が広がっていることが原因だ。

 RMTとは、オンラインゲーム内で使う仮想通貨や武器、衣装などのアイテムを実際の現金で売り買いできることをいい、このRMTをサービスする業者が出現し、売りたい人と買いたい人を仲介したりしている。

日本経済新聞(2006.9.25、11面)には

 RMTが広がっていることで、金さえ払えば苦労をせずにゲームを有利にできる。これに絡み詐欺などの被害も増えている。

 ゲームでモンスターを倒しアイテムを獲得すると通常なら仮想通貨が増えるだけだが、RMTを利用することでこの仮想通貨を現実の円やドルに換えることができる。


 民間調査機関によると、'05年のRMT市場は国内だけで150億円規模。約百万人のオンラインゲーム人口のうち、RMT利用者は7万人程度との試算もある。

 RMTサイトの中には、「現金を払い込んだのに仮想通貨が届かない」といった詐欺被害も多いようだ。

 あるゲーム運営会社の元社員が、不正に仮想通貨を売って14百万円を超える利益を得た事件も起きた。

 ゲーム業界団体は専門委員会をつくり自主対策の検討を始める。議論はこれからだが、「RMTは法的規制がない状態」と危機感を強める。
 
年内に発売予定の次世代ゲーム機では、オンライン機能が標準搭載される。
一般のユーザがオンラインゲームを楽しむためには、RMTへの対応策が不可欠だ。


とある。

最近のオンラインゲームは、ゲームソフトを無償にするか、非常に安い価格に設定し、広告やゲーム内で使うアイテムを販売することで収益を上げるビジネスモデルが多くなっている。

 RMTの出現は、このビジネスモデルを活性化するはずが、逆に利用者に警戒心を起こさせゲームそのものの普及を妨げたり、アイテムの購入が進まないなどのリスクを生じさせることとなる。

 この危機感が、業界にこれら問題への対策を促すことになるが、なかなか有効な手がないというのが実態のようだ。

 とにかくネット上では簡単にお金を払い込むことは慎重にし、このような被害に合わないように十分注意することが大切なようだ。




ラベル:ネット社会
posted by ネット社会の水先案内人 at 21:50| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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