今日の朝刊に面白い記事があった。
素人が投稿した映像が、れっきとしたCMになるとのことだ。
完成したCMはネット上で配信する。
■ナイキジャパン、投稿映像でCM・ネットで配信。(日本経済新聞、2006.9.17、5面)
CMの主役はあなたかも――。ナイキジャパン(東京・品川)は一般消費者が撮影した映像を使ったCM作りに乗り出す。「スポーツを通じた自己表現」をテーマに1分間以内の映像を公募し、優秀作品を採用する。完成したCMはインターネットで配信する。企業が自社のCMを消費者の手による映像で制作する例は珍しい。
18日から「キメワザバトル・ムービーコンテスト」と題し、好きなスポーツで得意技を決める瞬間の映像の投稿を受け付ける。種目は問わず、ナイキ製品を着用している必要もない。
投稿映像の中から優秀な作品数点を選びCM用に編集して12月上旬、自社ホームページとマイクロソフトが運営するポータル(玄関)サイト「MSN」上で配信する。CM制作はビーコンコミュニケーションズ(東京・品川)が担当する。
ナイキでは「企業からの一方的な発信だけでなく、ユーザーにも一緒に考え表現してもらうことでブランドメッセージを伝えたい」という。
アメリカで既にこのようなことをしているかは知らないが、日本で初めてナイキが行うとしたら、テストマーケティングの要素も含まれているかも知れない。
応募する条件にナイキ製品を着用あるいは使用を義務づけないとあるが、現実にはナイキ製品を利用しているほうが有利となることだろう。ナイキにすればこの試みにより、応募をすることで話題になり、さらにCMが完成してまた話題になることが狙いにあるように感じる。
ネット時代ならではのブランド構築法といえるし、新しい形のマーケティング手法なのかも知れない。
今まで、その国の一流選手としかナイキは契約しなかっただけに、消費者を巻き込むことは新鮮に映る。
どんなCMが出来るのか楽しみだ。
2006年09月17日
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