2006年08月20日

ソフトバンク、携帯電話でSNS・今秋から


 ネット利用の新しい潮流を表す言葉として「web2.0」がありますが、最近よく目や耳にすることが多くなりましたよね。

 このweb2.0の一つに個人がネットで相互交流することによる社会全体への影響が挙げられています。この個人の情報交流に役立っている仕組みがブログとSNSといわれ、利用者も急増しています。

 日本ではmixi(ミクシイ)というSNSサイトが一番多くの会員を持っていて、近々このmixiを運営している会社が株式公開を行う予定とのことですし、ヤフーもプレミアム会員の囲い込みも兼ねてSNSの試験運用を始めています。

しかしこれまでのSNSは、どちらかというとパソコンでの利用を意識した形になっていましたが、ソフトバンクは今秋から始まる携帯電話のポータビリティに備えた戦略として携帯電話用のSNSを始めるようです。

記事(日本経済新聞、2006.8.20、1面)には

 ソフトバンク傘下のボーダフォンは今秋、携帯電話でSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を始める。

SNSは会員制のネット交流サービスとしてパソコン利用者の間で人気が高まっているが、携帯電話会社が提供するのは初めて。

10月に番号を変えずに携帯電話会社を替えられる「番号継続制度(ナンバーポータビリティー)」が始まるのをにらみ、独自サービスを充実して新規顧客獲得や既存顧客引き留めにつなげる。




 利用者は自分の趣味などプロフィルを登録して会員になり、携帯で知人の日記やテーマ別掲示板を無料で読み書きして楽しむ。

ボーダフォンは利用を促すため、携帯のカメラで撮った写真を公開できる「ネット写真館」などのサービスを用意する。
通常のSNSは友人の友人が次々と参加できるが、ボーダフォンは直接の知人や家族だけ参加できるようにしてトラブルが起きにくくする。

 10月にもSNSを使える携帯電話端末を発売し、サービスを始める。
SNSでは日記などを頻繁に更新・閲覧するため、データ通信料収入の増加にもつながると見ている。

 SNS専業会社の一部は携帯向けサービスを手掛けているが、携帯電話会社が自らSNSに進出するのは初めて。
KDDIはSNS大手のグリーと祖本・業務提携し、自社の携帯サービスとSNSを連携させようとしている。


とある。

 SNSは日記部分だけでなく参加している仲間やグループの情報しかも画像付きなどと情報量が多くなる傾向にあるので、携帯電話で使いやすくする工夫が求められることになります。 そこでソフトバンクは、SNSに適した携帯電話機を発売するということにしたのだと思われます。

 ソフトバンクのSNSの成否を分けるのは、参加できるメンバーをある意味で狭くしていることかも知れません。確かに携帯の性質から、仲間が簡単に広がると余分な情報が増える可能性があるといえます。その意味で参加メンバーを限定できるのはありがたいかも知れないです。これは人によって見解が分かれるところのような気もします。

 一方で、したたかな利用者は携帯版SNSを旨く使いこなす術を直ぐに身につけることになるのでしょうね。ヤフーのSNSとの関連をどうするのかという疑問も残りますが、今回のこのソフトバンクの戦略、注目していきたいですね。


本日のその他の記事
・ネットと文明第6部ヒトはどこへ:物忘れ外来。依存の果て、怠けの予兆。共生の知恵で、もろ刃の剣生かす。(1面)
・みずほ銀と三井住友銀、生体認証ATMの相互解放で郵政公社と提携へ。指(静脈)方式を採用。(1面)
・ネット専業証券、個人向け情報配信を強化。アナリストの銘柄分析レポートや業績予想の平均値などを無償提供。(3面)
・広告企画制作のタグボートと電通、ネットで最新雑誌を立ち読み感覚で一部閲覧できる無料サイト「magabon(マガボン)」を始める。(5面)
・エコの探偵団:中古パソコン販売なぜ増える。企業のウイルス対策が影響。(27面)
などがあった。

posted by ネット社会の水先案内人 at 09:40| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 携帯活用サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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