2006年08月16日

携帯・固定電話の一体サービス、NTTに認める


 電話もアナログ(音声を電気信号に変換する)方式から、デジタル(音声を0と1のコードに変換する)方式が主流になりつつあることから、今までは実現できなかったようなサービスが誕生しそうです。

 一つの電話機を持っていれば、家庭内では自宅用の電話機として、外出すれば携帯電話として利用できるサービスとのことです。


記事(日本経済新聞、2006.8.16、1面)には

 総務省は、NTTドコモとNTT東西地域会社が1つの番号を使って固定電話と携帯電話を使い分ける一体通信サービスを提供することを認める方針だ。
ドコモがNTT東西から通信回線を借りて携帯、固定の両サービスを提供するといったことが可能になる。
NTT東西とドコモの連携が市場の独占を招かないよう、他の通信事業者にも公平に通信網を開放することを条件にする。
1社が固定と携帯をまとめてサービスすることで、利用者は料金の割引などが期待できる。



 一体サービスは「060」で始まる番号を使って2007年度にも導入される。ただ、NTT東西とドコモは、電気通信事業法で支配的事業者と認定されており、NTT東西は家庭から電話局までの通信網を独占し、ドコモは携帯電話で過半数の市場シェアを握る。ドコモとNTT東西が連携し、それぞれが固定と携帯のサービスができるようになれば市場の独占につながる恐れがあり、NTTグループの扱いが焦点になっていた。

 海外ではすでに1台の携帯端末を屋内では固定電話の子機のように使い、安価な通話料金で提供するサービスが始まっている。
総務省は利便性を高めるために競争の制限につながらないよう配慮したうえで、NTTグループの一体サービスを認める必要があると判断。

 KDDIなども一体サービスを始める見通しで、固定と携帯の融合が進むことになる。
 総務省は「IP化に対応した競争ルール懇談会」で対応を検討しており、認可条件は9月中にも示す。


とある。(一部省略・編集) 

 いつも一つの電話機を持ち歩けばよいことになるので、とても便利になるように思います。ビジネス用の交換機では、昔から似たようなサービスを実現していましたが、一般向けにサービスが行えるようになったというのがポイントです。

 このようなサービスが始まれば、やがて携帯電話だけを使うようになるような気がします。何故なら高速の無線IP網が普及すれば、携帯にSkypeのようなソフトがあれば電話代がほとんどかからず電話ができるからです。

 携帯のインフラビジネスは、何で稼ぐかが重要になってくるのかも知れませんね。

本日のその他の記事
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などがあった。

posted by ネット社会の水先案内人 at 21:51| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 携帯活用サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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