特に東京では山手線が3時間運休になったり、東レの大津工場の火事も落雷が原因ではといわれているようです。
インターネットの普及で家庭や職場にいながら、ショッピングをしたり、情報を集めたりできる便利な時代ですが、雷による停電や通信設備への影響などでいとも簡単にシステムが使えなくなることがありますよね。
このようなとき意外にネット社会の脆さを感じますよね。
経済産業省が事業継続計画(BCP)の策定を中小企業にも勧めているのは、情報資産保護の観点だけではなく、インターネットがビジネス活動に切っても切り離せない時代になってきたを表しているといえますよね。
先端の技術も自然の脅威の前には意外に脆いことを肝に銘ずべきと改めて感じました。
しかし相変わらず、新しい技術が次々と誕生しているようです。
商品などにICタグを取り付けておき、読み取り機にかざすことでその商品の説明を行う仕組みが開発されたとのことです。
記事(日本経済新聞、2006.8.13、7面)には
大日本印刷はICタグ(荷札)を使って動画の商品情報を流すシステムを9月に販売する。商業施設やイベント会場に導入すれば、利用者は従業員を呼ばなくても気軽に情報を得られるようになる。
ICタグ内蔵カードを読み取り端末にかざすと商品説明動画がディスプレーで見られる仕組み。利用者があらかじめ年齢などをシステムに登録しておけば、高齢者には画面の文字を大きくして説明するなど個人に合わせた商品情報を流せる。
システムのレンタル費用は月額6万―10万円程度。別途ソフトやICタグ代がかかる。
とある。
この記事の例では、イベントなどでの商品説明に利用とあるが、この技術は応用範囲が広いようにも感じます。更にICタグの利用範囲もどんどん広がっているという感じですよね。ICタグはこれからのキーテクノロジーの一つであることは間違いが無いでしょう。
今日の新聞の3面には、ガス器具にもICタグを付けて、修理などの履歴管理を行う実証実験を行うという記事もありました。
これからいろいろなものにICタグが付くようになるかも知れないですね。人間様も生まれたときにICタグを埋め込まれる時代がくるかも。
本日も夏休みバージョンでした。