2006年08月10日

高速携帯網、全米で構築

 携帯機器の性能向上や動画などの大容量の情報配信へのニーズの高まりなどから、移動体におけるデータ通信技術にもより高速な通信速度が求められているといえます。

 日本でも総務省がu−Japan計画の中で、ブロードバンド回線なみの高速通信を無線環境でも実現することを目指しています。
アメリカでは、このような動きを先取りするような形で動き出すとのことです。

記事(日本経済新聞、2006.8.10、7面)には

 米携帯大手スプリント・ネクステルは、次世代の無線技術規格「WiMAX(ワイマックス)」を使った携帯端末向けネットワークを全米規模で構築する。

携帯電話などを対象とする「モバイルWiMAX」の商業化計画は米国初という。

現行方式より長距離で安定したデータ通信が可能になる。1億人が利用できるインフラを整備、2008年の本格運用開始を目指す。日本でも実用化に向けた動きが加速しそうだ。


 スプリントの発表によると、07年に10億ドル(約1150億円)、08年には15億―20億ドルを投じてアンテナなど通信関連インフラを整備する。

07年末までに一部地域で試験サービスを始め、08年に全米をカバーするネットワークを完成させる計画だ。

 WiMAXは従来の無線LAN規格「Wi−Fi」と比べ通信可能範囲が広い。長距離を移動しても利用者は通信を中断させることなく大量の情報をやりとりできる。

インフラ整備が低コストで済むため、利用者の通信料も下がる見込みだ。


とある。(一部省略)

 最近良く耳や目にする言葉に「ユビキタス」という言葉があります。
ユビキタスとは、いつでも何処でも必要なときに必要な情報が得られる様を表した言葉といわれています。

 今回の記事は、まさにユビキタス世界を実現するための基盤となるものといえます。
アメリカでの取り組みが明らかになったことで、2008年から商用サービスが始まる見通しの日本ですが、スケジュールの前倒しが進むのではないでしょうか。


参考:WiMAXについて
WiMAXの特徴は
(1)固定加入者システム(IEEE802.16-2004):周波数11ギガヘルツ以下、半径2―10キロメートルで最大75メガビット /秒でのサービスを想定している。

(2)移動通信システム(IEEE802.16e):このシステムでは移動通信もサポートしている。伝送速度は毎秒15メガビット(最大75メガビット)。通信中に基地局やセクターを切り替えることも可能である。

といえます。

注)最大75メガビットとしているのは、本日の技術解説記事での数字に変更しています。(以下に紹介した参考記事では37メガビットとなっています。

詳細については下記を参照ください。
http://it.nikkei.co.jp/mobile/column/keyword.aspx?n=MMITfj000008052006


本日のその他の記事
・ノキアが音楽配信に参入。アップルに対抗。(7面)
・高級セレクトショップの仏コレット、日本で携帯通販サイトを始める。(27面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 22:40| 静岡 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 通信インフラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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