2006年08月08日

学生証と携帯電話に共通機能

電気通信事業者協会が発表した7月末の携帯電話契約数は、合計で9千3百万台を大きく超えています。一人で複数台の契約をしている人もいるものの、個人用製品としての普及率は極めて高いのではないでしょうか。 

 まして若い学生なら100%携帯電話を所持しているといえるのでしょう。
経済産業省の補助金を得て九州大学で携帯電話を学生証にするだけでなく、学内、学外でも利用できるようにする試みがスタートするようです。

記事(日本経済新聞、2006.8.8、5面)には

 経済産業省は複数の交通機関や商店の料金決済などで、携帯電話とICカードを同じように使えるサービスの導入を支援する。

第1弾として九州大学の学生証(ICカード)とNTTドコモの決済機能付き携帯電話「おサイフケータイ」に共通の料金決済や入退室管理機能などを持たせる。学生は学生証か携帯電話どちらかを持てば買い物や入退室などが簡単にできるようになる。


 九州大学のほかNTTドコモやNTT西日本、松下電器産業、東芝などが参加し、実証実験を始める。

経産省は事業に約2億円を助成する。今年度中にもJR九州や福岡市営地下鉄などの一部の駅や大手スーパーのイオンなど周辺店で利用できるようにする。

 対象学生の携帯電話と学生証カードの両方に対応したデータ読み取り機と、交通機関や大学などそれぞれのシステムをつなぐソフトを開発する。決済や使用状況を確認するインターネットサイトも作る。

企業や商店の枠を超えて、決済や認証システムを相互接続できるようにすることで多様なサービスを便利に受けられる基盤を整える。


とある。

 昨年の9月18日、「IC学生証を共通仕様に・・・・」といった記事でコメントしたように、今回はICカードに加え携帯電話をも利用可能になったようです。

 学生が所持している携帯電話が全ておサイフケータイになれば、学生証もおサイフケータイになってしまうかも知れないですね。

 この記事から得るべきことは、おサイフケータイの可能性ではないでしょうか。
学生証が社員証、会員証などに変わっても同様なサービスを受けることができるでしょう。
とすれば、社員や学生が購買に訪れるお店としては、こような決済サービスに対応できていないと顧客を逃がす恐れがあります。

 また、このような仕組み・基盤ができるとマーケティングの手法も変化するもと思われます。自らおサイフケータイを利用し、どのように自社(自店)のビジネスに生かせるか研究をする必要があるのではないでしょうか。


本日のその他の記事
・ネット証券大手5社の7月の新規口座の開設、対前月で19,4%減少。収益源多様化必要に。(7面)
・KDDI、携帯2機種で特定文字列入力で再起動の不具合。高機能化でチェックが限界か。(11面)
・NTT、オリジナル画像共有サイト(日本版YouTube)をこの28日に開設、半年ほど試験運用し商用化を判断。(12面)
・東映アニメーション、今秋インターネットやCATV経由で1千本以上の自社アニメ作品を楽天などのネット企業やCATV局と契約し配信する。(15面)
・趣味の雑誌を発行するネコ・パブリッシング、11月からネットを通じ人気の高い十誌の電子版を販売する。(29面)
などがあった。
posted by ネット社会の水先案内人 at 19:59| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 携帯活用サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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