2006年08月04日

個人情報を含む重要書類を追跡

 ひところウイニーによる情報漏洩が世間を騒がせたが、危険性が周知されたのか最近は少なくなったようだ。

しかし、オフィスにある端末がそれぞれネットワークに接続されている時代には、重要な情報が流出する危険は無くならない。

 そんな問題を解決する仕組みが開発されたようだ。

記事(日本経済新聞、2006.8.4、11面)には

 ヤマトシステム開発は、企業が社内の個人情報を含む重要書類を一元的に把握できるシステムを開発した。

顧客の申込書などの所在や処理段階を個別に管理し、簡単に把握することができる。

まずJCB向けに導入し、生損保や流通業にも販売する。


 新システムには重要書類にバーコードを貼り付け、申し込みから入力など処理段階ごとに読み込む。書類の内容や枚数、処理段階を一括して把握できる。

読み込む際には日時や担当者を付記するため、紛失や漏洩が発生した際の原因究明に活用できる。

顧客からの問い合わせに対し、どの段階まで処理が進んでいるか正確に回答できる。

 ヤマト運輸は、システム販売だけでなく、カード会社の支店と本店間の輸送や加盟店からカード会社への輸送も請け負う。

導入企業には処理作業の履歴を提供、処理に掛かる工程などの問題点が分析できるようにする。


とある。

 クロネコヤマトのヤマトグループの特徴を生かしたビジネスモデルといえそうですね。
カード会社や生損保などは顧客情報がビジネスの根幹の資産といえるので、このような仕組みに対するニーズも強いと思われます。

 社内の個人情報を守るだけでなく、社外との書類のやり取りもヤマト運輸が関わることで、重要書類をグループを挙げて対応できるという安心感を顧客にアピールできるのではないでしょうか。

 ここまで管理できる仕組みを実現していることが、カードや保険などを申し込む顧客にとっての安全・安心面でのアドバンテージになるようにも思えます。

 またこの仕組みは、情報を守るという本来の目的に加え業務プロセスの改善にも活用できるようです。

簡単にできるのであれば、事務効率を調査する仕組みとしても利用されるようになるようにも思います。

 発展性のある仕組みのように感じました。

本日のその他の記事
・電子社会戦略会議、ITの恩恵を誰もが実感できる社会の実現に向け、官民を挙げた取り組みや安全・安心なシステム作りの重要性を指摘。使いやすさなど利用者の視点重要に。(5面)
・ソフトバンク、静岡のTOKAIと携帯電話サービスで提携。携帯網を貸与。(11面)
・ドコモ、データ通信用カードの料金プランを改定。基本使用料を1割程度値下げも。(11面)
・DeNA、有名カレー店の通販サイト開設。(31面)
・共立印刷(静岡県藤枝)、インターネットでチラシ制作支援やホームページ作りを行うITサービス新会社を設立。自治体などからの印刷受注減少で。(静岡版)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 23:53| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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