2006年07月24日

小学館、電子雑誌に参入


 情報を入手する手段として、インターネットを利用したほうがgoogleなど検索エンジンが高度化したことで便利になってきたのでしょうか。更にPCや携帯電話の高機能化、通信速度の高速化、定額通信料金制などにより、いつでもどこでも必要なときにネットで情報が入手できるようになったからでしょうか。

 このような背景が、電子雑誌という新たなサービスを生み出したのかも知れないですね。

記事(日本経済新聞、2006.7.24、11面)には

 小学館は10月にも電子雑誌出版事業に参入する。
既存雑誌の電子版を制作して定期購読者を募り、紙の雑誌と同一料金、同じ体裁でインターネットで販売する。紙版の店頭販売も続ける。

国内雑誌市場はネットなどの影響で縮小が続いている。既存雑誌の廃刊やネットへの移行が相次いでいるが、小学館はネットで新規読者を掘り起こしながら、既存雑誌の充実を目指す。

 同社は10月にも生活情報系、娯楽系などの月刊誌で電子版をつくる。年内には3誌に拡大する。



定期購読契約をした電子版の読者だけを対象に紙版の雑誌と同一料金、ほぼ同じ販売日程で配信する方針。デジタル版雑誌は自社ポータル(玄関)サイトではなく、雑誌定期購読専門サイト「フジサン・シーオー・ジェーピー」に委託して販売する。

記事の閲覧には専用のソフトを利用し、読者は紙のページをめくるようにしながら画面上で読める。

 従来は、ホームページ上で文章や画像を提供していたが、今回は紙版雑誌と同じように表現できる。

 11月にはネットだけで提供するデジタル版雑誌も創刊する。デジタルを軸に事業の新たな魅力づくりを進める計画だ。

 欧米ではデジタル版雑誌の発刊後も紙版と合わせた出版部数が増えており、ビジネス誌やIT系誌約500誌以上が同様に仕組みでデジタル版事業を両立させている。

 同社は、デジタル化に編集部に新たな負担をかけずに、紙版とデジタル版を共存させ、雑誌事業が新たな収益の柱になると判断した。


とある。(一部編集)

 雑誌の場合、全ての記事を読むと言うより特集や、興味の強い記事を読むことが多いように思う。しかも読んだ後の保管にも、直ぐに貯まってきて苦労することが多い。

 このように電子化されれば、恐らく読者は、まず電子情報だけでチェックするだろう。紙として保管したい記事があった場合に、紙版雑誌を購入するようになるんだろう。
また、電子データとして残したければ、PDFでの提供があれば残しやすくなるし、記事検索も楽になるだろう。

 個人的には、このような使い方ができるのであれば雑誌のデジタル化は歓迎したい。

今後の改題は、携帯電話へのサービスではないだろうか。ニュース性が強ければ強いほど、一刻も早く情報を読みたいと思う。携帯ならこのようなニーズに応えやすいのでは。
今回このように電子雑誌を試し、読者の反応をみながら仕組みを変化させることだろう。
 まず、一歩を踏み出した意義は大きいように感じます。


本日のその他の記事
・ヤフー、動画サイトでミステリー映画約180本を用意し特集。USENなどに対抗。(9面)
・楽天ブックス、新作DVD26%引き、更にポイントも付与。アマゾンに対抗が狙い。(11面)
・電通とネット広告のオプト、携帯向けサイトで企業の販売促進を支援。まず化粧品と保険で。(11面)
・[メディア仕掛け人]レーベルゲートがネットで音楽をプレゼントしたり個人のページにBGMが使えるSNS「プレイログ」を始めた。(11面)
・FMラジオ局のJ−WAVE、インターネット接続事業に参入。番組ファンの囲い込みを狙う。(11面)
・キャストコンサルティング、上海で日系企業向けにネットを利用した人材紹介事業を現地法人と組み始める。(11面)
・世界シェア26品目調査、携帯電話端末を世界市場で見ると海外勢優位が続く。半導体で韓国強み。(13面)
・国立情報学研究所、ネット上の書籍や辞典などのデータベースを同時に検索できるシステムを開発した。http://imagine.bookmap.info で公開へ。(23面)
・中学生の1日あたりの携帯使用回数は女子26回、男子24回。友達などへの連絡手段は、携帯メール42%、直接話す30%、家の電話16%で月額使用料金は約7千円。(25面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 20:01| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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