2006年07月18日

静岡県の災害情報をブログで提供


 今朝のNHKの県内ニュースで静岡県がヤフーと提携し、静岡県用の災害情報ブログを始めたと報道していました。

 もう少し詳しい情報をと調べてみましたら、すでに7月10日に新聞などで報道されていました。

そこで、今日は7月10日の読売新聞のサイトからの記事を取り上げます。

■静岡県、災害情報発信でヤフーと協定 大量接続に対応

 静岡県とインターネット検索大手のヤフーは10日、災害広報に関する協定を結び、同日からヤフーのブログサイトに、災害関連情報を公開した。


 自治体とヤフーが災害情報で提携するのは全国で初めて。災害時、県のホームページに接続が殺到し、サーバーが機能不全に陥る事態に備えた。ヤフーはブログサイトを同県に無償で提供する。

 災害時に、同県のホームページから災害情報を検索すると、サーバーの容量が大きいヤフーのブログサイトに自動的に入る仕組みで、ヤフーのトップページにも「静岡県の災害情報」とリンク先が表示され、簡単に情報にたどり着ける。

 ブログサイトには平常時も、同県の防災関連情報が掲載される。

 2004年の新潟県中越地震直後には新潟県のホームページに、最大26万件の接続が集中し、画面が開かなくなるなど、災害情報の提供に支障が生じた。このため、静岡県は、非常時の対策として、ヤフーに協力を求めていた。


(2006年7月10日20時56分 読売新聞)

とある。

 県で独自の災害情報用のサイトを運営するよりも、
@急激なトラフィックに対応できる。
A平常時の運用コストが不要になる。(ヤフーが無償で提供)
Bコンテンツの更新が、PCだけでなく、携帯電話や電子メールでも行える。
などのメリットが揚げられているようです。 

 これもブログの面白い使い方といえます。
今までの自治体はセキュリティ面などから自前でサイトを運営するケースがほとんどでしたが、今回のように災害発生時など一時にアクセスが集中した場合への備えやどこからでも情報が更新できるとなると、ヤフーのような急激なトラフィックの変動に慣れている(備えられている)事業者のブログを利用したほうが、自治体には都合が良くなるようです。

 しかも、このような仕組みが県にすれば無料で利用できるのですからありがたい限りといえます。(ヤフーに限らずブログサービスは一部の例外を除き無料で利用できます。)
 民間企業も、全て自前で構築をと考える前に、このような無料のサービスを旨く活用できないかを検討することが必要かも知れないようです。

参考:静岡県の災害情報ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/shizuoka_saigai

本日のその他の動き(2006.7.18、日本経済新聞)
・米デル、日本で直販。他社の半額で、カラープリンター価格破壊。(1面)
・コンビニATM、全店の6割に設置。6月末、24,000台に急増。(5面)
・専用線、セキュリティなど品質面で再評価され、導入回線増に。(11面)
・リッスンジャパン、ラジオ番組、ネットを通じて配信。(13面)
・富士写真フィルム、デジカメ生産でSCMを導入。1年後に製品在庫を半減へ。(13面)
・[ニュースがわかる]通信・放送、枠組み見直し。(17面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 18:19| 静岡 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 行政サービスの電子化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ううむ、恐るべしYahoo!

インターネット公売をやっていたのもびっくりしたが。
http://koubai.auctions.yahoo.co.jp/
Posted by kossy at 2006年07月19日 23:07
そうそう、差し押さえ物件や物納物の自治体による競売(公売)もYAHOOで行うようですね。

仕組み的には、オークションそのものですし、知名度やオークションの仕組みから、自治体が仕組みを作るよりも、YAHOOを利用したほうが、どう見てもお得ですよね。

ASPといえばASPですが、ちょっと意味合いが違うようにも感じますので、ネットビジネスは奥が深いですよね。
Posted by ブログオーナー at 2006年07月20日 15:49
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