2006年07月12日

オリコン、企業をランキングし広告に


 ネットの世界では、サイトリンクが簡単に行えたり、利用者がサイトのページをどのようにアクセスしているかを分析できたりするので、アイデア次第でサイトに消費者を呼び込むことができるようになります。

 オリコンは、音楽のランキングビジネスでのノウハウを企業サービスにも適用し、広告ビジネスにつなげるようです。

記事(日本経済新聞(2006.7.12)15面)には

 オリコンは音楽人気ランキング「オリコンランキング」のノウハウを活用して、ネット広告事業を始める。

約1万人に聞き取りした顧客満足度の高い企業のランキングを、業界ごとにネットで公開する。

ランキングから当該企業のサイトに接続できるようにし、閲覧ごとに企業から数百円の広告収入を得る。自社ブランドを音楽以外の分野で生かす。



 オリコンは03年、約1500病院のランキング本を出版。50万部を販売しベストセラーとなった。この出版事業で得たアンケート集約や分析のノウハウも今回の新事業に応用する。
 オリコンが運営するサイト「オリコンスタイル」で始める。まず病院、転職派遣、英会話、学校、エステの各業界について、顧客満足度が高い企業をCSランキングとして掲載する。

ランキングは、各業界の利用者1万人を対象に、サービスの質、従業員の対応、コストパフォーマンスなどを聞き、数値化して評価する。

「消費者の関心が高いが、サービスの違いを判断しにくい業界を選んだ」と小池社長。

 このランキングにネット広告を組み合わせて事業化する。
ランキング内に当該企業のサービス概要やキャンペーン情報なども掲載。
閲覧者が広告を入り口に当該企業のサイトを訪問すると1回3-400円の広告料を受け取る仕組み。

 ランキングは広告を出さない企業であっても公平に算出するとのこと


とある。(一部編集)

 広告の仕方も手が混んできたようだ。
サービスに要する費用が比較的高く、何度も利用しないサービスの場合、第三者による公平な評価があれば、利用者としては安心してどこでサービスを受けるか判断しやすくなるだろう。

 利用者のニーズを満たしつつ、それを広告につなげている点が、この仕組みの面白いところだ。
これも、納得性のあるランキングを付けられるノウハウがベースとしてあることがポイントなので、同様のサービスを真似ようとしても難しい面があるといえる。

 ビジネスを考える場合、競争力のある能力(独自能力あるいはコアコンピタンス)を最大限に活したビジネスの仕組みを構築することが、成功の確率を高めるための条件かも知れない。


本日のその他の記事
・カブドットコム証券、株の夜間売買に私設取引所を開設へ。(1面)
・ドコモとKDDI、絵文字メールの絵文字を自動変換して表示。(13面)
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・デジタルガレージはメールソフト開発のクリプトと提携し、インスタントメッセージを通じ消費者の声が分かるサイト構築事業を始める。(15面)
・研修支援のアウル、企業向けにネットを使って社員の調査・集計サービスを始める。(15面)
・東京地裁、1953年制作の洋画、格安DVDの販売を認める。著作権を70年に延長する法律条文の不備で。(38面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 19:59| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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