2006年07月08日

ふすま絵・能楽などをデジタル保存


 七夕の昨夜、おかげさまでこのブログが累積で30万ページビューを超え、ユニークユーザ数が10万人強となりました。(393日目でした)

 さて今日のトピックスは夕刊の記事を取り上げました。

記事(日本経済新聞・夕刊(2006.7.8)1面)には

 文化財を精密なデジタル画像として記録する新技術の開発が相次いでいる。
京都大学は、絵画を読み取る世界最大級のスキャナーを開発。
東京大学などは、ビデオカメラで撮影した舞台演劇を立体映像化することに成功した。

記録した画像は文化財の研究に役立つほか、インターネットなどを使えば一般公開の難しい文化財を手軽に鑑賞できるようになる。



 京都大学、大日本スクリーンや科学技術振興機構は、ふすま絵などを高精細で複写できるスキャナーを開発した。縦1.8メートル、横0.9メートルのふすま絵なら約3分で複写できる。

顔料を推定するデータベースも開発。描かれた当時の鮮やかな色で再現することも可能で、美術館や寺社が保有する絵画の保存作業に着手した。

 東京大学、NHK、国際電気通信基礎技術研究所は、人間国宝など伝統芸能を担う人の演技を立体映像として記録する技術を開発した。

能楽師などの演技を40台のカメラで撮影し、コンピュータ画面に演者の立体映像などを表示する。演者の様子を様々な角度から眺められる。

 東京工業大学や大阪大学、元興寺文化財研究所は遺跡を数マイクロから数ミリメートルの精度で計測してきめの細かい立体像として再生する技術を開発。米大学と協力しエジプトのスフィンクスなどの計測作業に取りかかる、二年後にも立体画像をインターネットで公開する。


とある。

 貴重な文献や絵画などがデジタル化して保存できるというのは良いことのように思う。歴史的な文献は、作成時期も当然古いといううことになるので、閲覧することにより、これら文化財の劣化などが心配になる。

 また、これらの文献が見るのにわざわざ保管されている美術館などに行かなくても、インターネットで見ることができるのは、研究する人にとってありがたいことだろうし、一般の人も文化財に触れる機会が増えるように思う。
万葉集や新古今和歌集、奥の細道などの文献や美術品・工芸品などが家庭にいながら精細画像で見ることができるのは凄いことに違いない。
やはりデジタル化することは良いことなのかも知れない。

 日本の文化財が、世界の文化財として情報共有できることにもつながるように思います。お互いの文化の理解促進にも貢献することでしょう。

 このような技術が確立することで、日本の文化財だけでなく世界中の文化財のデジタル化をも促進するように思います。日本の国際貢献といえるのではないでしょうか。


本日のその他の記事(朝刊)
・三井住友FGとNECビッグローブ、ネット金融で提携。個人・法人向け事業で協力。(7面)
・ネット専業証券口座、純増数1年ぶり低水準。(7面)
・英BBC、商業サービス拡大。来年、海外に番組をネット配信。(9面)
・[ケータイが変える]ワンセグに「イライラ」の壁。待ち時間の短縮が課題に。(11面)
・NTTドコモ、第三世代の約260倍の通信速度を持つ「スーパー3G」を09年をメドに開発へ。(11面)
・パソコン周辺機器のノバック、skypeを利用し自宅から出先へテレビ番組を転送できるチューナーを発売。(13面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 21:46| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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