2006年07月06日

ウイルス被害2.6倍、スパイウェア拡大


 情報処理推進機構(IPA)がコンピュータウイルスや不正サクセスに関する状況を定期的に公表しています。それによると昨年に比べるとウイルスの届け出や不正アクセスによる被害の届け件数は半期単位で見て減少しているようです。ただ不正アクセスの原因にはID、パスワードの管理不備とOSなどの更新漏れが多いようです。
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2006/07outline.html#half

 しかし、トレンドマイクロの調べでは、この上期のウイルス被害件数は昨年の2.6倍になっているとのことです。

記事(日本経済新聞(2006.7.6)15面)には

 情報セキュリティ大手のトレンドマイクロは、2006年1-6月のコンピュータウイルス感染被害状況をまとめた。同社に報告があった被害件数は42,741件と前年同期比2.6倍に急増。
http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2006/mvr060705.htm

同社が調査を始めた01年以降、半期ベースで過去最悪となった。



 利用者の知らぬ間にパソコンに侵入し、個人情報を盗むウイルスの被害が一段と拡大しているという。

 最も多かったのがパソコン利用者の個人情報を盗み出す「スパイウェア」の被害。

ネット通販やネット金融などで口座番号やクレジット番号が登録されているのを狙っている。また利用者の意図に反して広告を表示する「アドウェア」による被害も目立った。

 ファイル級友ソフトWinnyを介したウイルス被害が相次ぐが、件数で見ればさほど多くなかったという。「Winnyをお使わなければ大丈夫という考えがむしろ危険。」と指摘する。

とある。

 IPAの報告とトレンドマイクロの報告とでは傾向が少し異なっているようです。
どちらが正しいかと言う前に、やはりコンピュータウイルスへの対策を十分にしておく必要がありそうです。

 ウイルス対策ソフトを導入し、常に最新の状態にしておくことはもちろんですが、最近はウイルスも、メールによる感染だけでなく、ホームページをアクセスすることで感染するものも現れているようです。

 特に、IDの入力やクレジット番号などを入力する画面では、本当に正しい画面なのかをチェックするとか、ブラウザの右下に鍵の絵が出ているか(IEの場合)を確認することが重要です。

 もしもっと詳しく知りたい方は、IPAのセキュリティに関するサイトを参照ください。
http://www.ipa.go.jp/security/index.html

 面倒かも知れませんが、安心してインターネットを利用するための基本知識を知っておくことが、このような被害に遭わない最善の策といえます。
「自分の身は自分で守る」という姿勢が必要です。最悪の場合は、自分が被害者になるだけでなく、他の人への加害者に知らないうちになってしまう恐れもあります。

 

本日のその他の記事
・[ケータイが変える]腕時計はアクセサリー、高級路線で共存探る。(11面)
・キリンビール、グループ全体の知的財産の内容や保有状況をまとめた報告書をネットで公開。(15面)
・急がれる医療サービスの向上。ITの恩恵全員で享受。(25面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 21:26| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | セキュリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。