2006年06月17日

NTTデータ、社員交流にSNS導入


 総務省調べではこの3月末でSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用者が1年間で7倍に増え7百万人を突破とありました。
 http://netsyakai.seesaa.net/article/19175775.html

 このSNSを社員の交流を促すツールとして採用する動きがあるようです。

記事(日本経済新聞(2006.6.17)11面)には

 NTTデータは社員の交流を促すため、インターネット上で人気のSNSを社内ネットワークに導入した。
任意参加にしたが、開始後2ヶ月で社員の4割以上の3千6百人が参加した。SNSを社内交流に利用する例は珍しい。



 社内SNSに参加するには、まず名前、所属、趣味、などのプロフィルや社内の有人関係を登録。その上で公開日記を書いたり、電子掲示板で情報を交換したりする。趣味など仕事以外の情報も気軽に書き込める場をつくることで、部門を超えた社員の交流や知識の共有を始めるのが狙い。

とある。(一部省略)

 今まで企業内の情報共有の基盤としては、ノーツやサイボーズなどのグループウェアと呼ばれるツールが利用されていたと思います。
 NTTデータもIntra-Martというグループウェア製品を企業向けに販売しています。

 では、なぜSNSを導入したのでしょう。そしてたった2ヶ月で利用者が4割にも達したのでしょう。

 以下は私の推測ですが、
・SNSは書き手の個人的なプロフィールも含まれるので、親しみやすく感じる
・日記でどのようなことが書かれているかはわかりませんが、日常の出来事など仕事以外の書き込みがあったりして、親近感を覚える。
・打ち合わせなどで初めて顔を合わせても、すぐに打ち解けることができる。
・情報の更新、新規投稿が自分の関心のある情報に絞って得ることができる。
・テーマ別のコミュニティが作りやすい。
・記録が残り、情報検索がしやすい
・情報登録が簡単なので、情報の更新頻度が高くなる
・タイムリーな情報交換ができる
といった特徴があり、手軽に参加できるように思いますし、コミュニティも活性化するように思います。

いわばSNSは、グループウェアに比べると日常のリアルの世界での人間関係に近い形でのコミュニケーションが図れるのではないでしょうか。ここがグループウェアとの大きな違いのような気がします。
 コミュニケーションを旨く進めるには、相手をどの程度理解しているか、信頼しているかで、その深さが異なるように思います。


 グループウェアを本当に会社の武器にまで高めて活用できているところは少ないように思います。
 そう考えると、SNSは特に若手社員を組織目標に向かって一体感を醸成していく有効なツールなのかも知れないですね。


本日のその他の記事
・米、IT「世代交代」加速、ゲイツ会長も08年引退。(3面)
・米ネットスケープ、ニュース配信サービスを開始、総合ニュースサイトで再出発。(7面)
・USENが提供する「Gyao」の視聴登録者1000万人突破。広告低調、黒字化に課題。(11面)
・米マイクロソフト、ドコモ、東芝など携帯音楽再生機社と共同販促。(11面)
・富士通、情報の入出力や配送といった業務を受託するサービスを本格化。(11面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 11:34| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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