2006年06月12日

SNS利用者急増、1年で7倍


 誰でもが見ることが出来るブログの人口増加から、気のあった仲間の広がりを楽しむ動きが出てきたようです。招待された仲間だけで構成されることから顔の見えないネットで安心感が生まれる野かも知れません。

 ヤフーなどもこのような流れに対応するサービスを強化し会員の増大を目指すようです。

記事(日本経済新聞(2006.6.12)11面)には

 会員制のネット交流サ−ビスのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用者が急増している。知人の輪をたどりながら新しい友人をつくれる楽しさが若者層に人気を呼び、3月末の利用者は716万人(総務省調べ)で前年の約7倍。

独立系のミクシィが先頭を走るが、人気と影響力に着目したヤフーと楽天が今春相次ぎ参入し、マイクロソフトや米最大手も日本で事業を始める。



 最大手のミクシィは3月に300万人だった会員が6月には435万人に達した。利用は無料だが、招待がないと参加できない。利用者の6割超が20代。毎日1万5千人のペースで増えている。利用者は、知人の紹介などで広がるため安心感がある。

 SNSは知人の動向を知るため頻繁にサイトを訪れる傾向があり、利用者がサイトにとどまる時間が長い。また広告媒体としても注目を集めている。滞在時間と利用者数を掛け合わせた指数でで影響力を見ると、ヤフー楽天に次ぐ国内三位のサイトになった。

 SNS人気を受けヤフーは7月には本格参入する。3月から試験提供を始め、W杯の掲示板を開設するなど会員集めの魅力を強化する、今後プレミア会員にも門戸を開き、本格的な会員獲得をている。

 楽天も3月に「楽天広場リンクス」を開始。現在は招待制だが今後はブログサービスと連携し会員獲得を図る。

 米マイクロソフトが日本での事業開始を計画しているほか、米国最大のSNS「マイスペース」が年内に日本語版を始める予定もある。

 これまでのネット企業はポータルサイトなどでどれだけページを見たかという累計閲覧数を競った。しかしSNSは、知人宅を訪問し滞在するような「居間」感覚。ミクシイは今年に入り、ニュースなどのサービスを追加。大手ネットの一角を占め存在感を示しつつある。


とある。

 ネット企業の評価方法が変わる可能性があるようです。
ヤフーなどのポータルサイトは、ページ閲覧数を競っていたように思います。実際ページ閲覧数がそのページに掲載する広告の費用にも反映されていました。いわばページ閲覧数が広告収入を左右するともいえます。

 しかし、SNSのように、訪問し滞在するような利用形態になると、滞在時間の大小が新たな評価指標となるように思われます。滞在の長さを武器にしたビジネスや、滞在時間を延ばすビジネスが生まれるような予感もします。

 顔の見えるSNSで、ネットコミュニティも新たなステージになるのかも知れないですね。


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などがあった。
posted by ネット社会の水先案内人 at 18:35| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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