2006年06月07日

心電図、遠隔地から計測


 ポストe−Japanとして、2010年度に「ITによる改革を完成させる」ことを目標として、「IT新改革戦略」が策定され、このほど06年度の重点計画案が明らかになりました。この中でも、ITによる医療の構造改革への取り組みがいくつか示されています。

 政府のこのような動きの中、遠く離れた場所から患者を診断する「遠隔診療」につながる記事がありました。

記事(日本経済新聞(2006.6.7)15面)には

 医療機器開発のファイバーテックは、心電図などの生体情報を遠隔地で計測できるシステムを開発した。
生体センサーを用いて取得したデータをパソコンに接続した受信機に伝送。
インターネット経由で医療機関に送信する。

介護施設や独居老人の健康状態を遠隔管理出来る。



 医療電子科学研究所が開発した超小型の生体センサーを採用。専用のシールでこのセンサーを体に貼り付け、体温や心拍数、心電図などの無線の届く範囲であれば容易に測定できる。

 今回の製品を使えば、遠隔地から病気の前兆を察知して症状が悪化する前に診察を進めることも可能になり、心筋梗塞や脳卒中などの突然死の予防にも役立つと見ている。

 今後は携帯電話経由のデータ転送にも対応し、外出先での緊急時に利用できるようにする。価格はセンサー、受信機、専用ソフトを合わせて29万8千円。


とある。(一部要約)

 当面は検診データを病院などに送るには専用の仕組みが必要ですが、将来的には携帯電話との連動を考えているとのことで、遠隔診療のコストはもっと下がると思われます。

 価格は別として、だんだん便利な世の中になっていくように感じます。
人間ドックなどで、精密検査を言われたときに、このような装置で時間を掛けて監視することで、より正確な診断が可能になるように思いますし、発病を未然に防ぐことも可能性になるようです。

 患者側から見れば、ありがたいことです。思い切って外出することもできるように思います。通信技術、デジタル処理技術、画像解析技術、センサーの技術、などの技術が総合的に機能することで実現できた仕組みということができます。

 今後更に、いつでも健康状態がチェックされ、異常の兆候を素早く察知し、大きな病気を防ぐことが可能になることでしょう。


本日のその他の記事
・UFJニコス、給油所で携帯クレジットを導入。(4面)
・米グーグル、表計算ソフトがネットで無料利用に。(7面)
・ヤフー、子供のネット利用を制限。有料会員に無料サービスで。(9面)
・PHS大手のウィルコム、番号継続(ポータビリティ)制に機会があれば参加したい。(11面)
・システム開発のCATWALK、DeNAと共同で、ネット通販業者向けにブログとアフリエイト広告を組み合わせたサービスを開発した。(15面)
・韓国ITベンチャーのヒューマックス、携帯型の動画レコーダ事業に進出。(15面)
・06株主総会の焦点:取締役会の決議、会社法施行により、ネット・書面でも可能に。(17面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 18:52| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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