2006年06月03日

ネット通販限定食品が売上を拡大

 ますますインターネットで買い物をする人が増えてきているように思う。
商品が多様化してきたこと、価格が割安なこと、時間を気にしなくても済むこと、送料負担が意外に少ないことなどがその要因のような気もします。

更に忘れてならないのが、価格よりもそこでしか買えないものがネットだと手軽に買えたりすることではないでしょうか。どうも食品ではこのような傾向が強いようです。

記事(日本経済新聞(2006.6.3)37面)には

 大手食品メーカーがインターネット通販向けに限定して販売する商品が売れ行きを伸ばしている。健康に良いとされる成分を含んだ飲料や顧客の注文に合わせて加工した肉製品など、これまで十分に答えられなかったニーズをくみ取った商品だ。

近所のスーパーの品揃えには満足しきれない消費者の支持を集めている。


 近くの店では買えないベーコンのブロックや皮付きベーコン、それに極めつけはいぶし具合、塩分、脂肪分など108通りの組み合わせから好みの味を選べるオーダーメイドハムなどが、価格が高いのも係わらず5,60代の男性に受けている。

 飲料のネット通販商品の大半は「健康」に焦点を当てている。野菜飲料、高級茶葉を使用したウーロン茶、ゴマペプチドを含有するゴマペプ茶、血糖値を抑えるパック米飯などが人気。

 経済産業省などの調査によると、ネット経由で購入される食品の市場規模は2004年が2990億円で前年比36%増だった。地方の特産品などを取り寄せる楽しみはすっかり定着した感があるが、日常の食卓に並ぶメニューにもちょっとしたこだわりを持つ消費者はまだまだ増えそうだ。


とある。(一部編集)

 無農薬の有機野菜など、ネットで生産者の顔が見える食品にも人気があるようです。

これらを眺めてみると、近くのスーパーなどでは販売されていない、何らかの特徴を持ったこだわりの商品が売れているようです。

 販売する側から見れば、他でまねの出来ないものを扱う、消費者のわがままに応える、健康や味などに徹底的にこだわることで、価格競争から解放されるようです。
 この場合、かえって大量に販売するより、ある程度販売量を制限したほうがより価値を高めることができるように感じます。

 また、伊藤ハム、森永など大手食品メーカーがこのようなこだわり商品をネットで販売する意味は、こだわり商品を販売することでブランド価値を高める効果を期待したり、消費者のトレンドをリサーチしたりといった思いもあるように思います。

 中小企業も、ネットでの販売であればオリジナル商品を扱うことで十分ビジネスが成り立つと思われます。その土地ならではの食品や商品、伝統や文化などを利用することで特徴を出すこと出来ると思います。(いくつかの成功事例も出てきています)

 当然、直接顔を合わせないだけに顧客のハートを熱くさせる誠実な対応や商品の品質を高めるなど、信頼関係を築くことが求められます。

 顧客との信頼関係はネットでなくても商売繁盛のためには必要ですから、ネット社会の進展は中小企業にとって低リスクで販路拡大が出来るチャンスと捉えるべきではないでしょうか。


本日のその他の記事
・三菱東京UFJ銀行、システム統合は2008年夏から段階的に。(4面)
・米半導体大手のAMD、音楽や映像などコンテンツをパソコンで簡単に管理するための半導体技術を開発。(7面)
・タワーレコード、携帯クレジット「iD」をほぼ全店に導入へ。レジ待ち時間の短縮と決済手段を広げ、顧客の利便性を高める。(11面)
・マイクロソフト日本法人、スパイウェア対策ソフトの評価版を無償配布。(11面)
・[ヒットの舞台裏]ウィルコム「W−ZERO3」:パソコンに近い機能備え、通信定額サービスで若者から支持。(37面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 18:56| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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