2006年05月31日

携帯に語学や料理・育児番組を提供


 携帯の高機能化や第三世代機種の普及により、携帯電話は電話の機能よりも、むしろ情報機器や電子マネーとしての性格が強まってきたように思います。

 その携帯を、いつでも、どこでも学習できるツールとして利用しようという動きが出てきたようです。確かに通勤途中の電車のなかや客先訪問時の空いた時間などを有効利用して、勉強できれば比較的負担が無く始められるように思います。

記事(日本経済新聞(2006.5.31)15面)には

 携帯電話向け情報配信のインデックスは学習研究社と組み、語学や料理など教育や知識取得に関する情報番組を始める。

携帯電話の高機能化などを背景に、若手層だけでなくビジネスマンや主婦などに役立つ情報を充実させる。イマジニアが松下幸之助氏の講演を収めた動画を配信するなど、配信各社は大人の関心も引く情報を拡充し収益力を狙う。



 インデックスと学研は新会社を設立し、学研が蓄積してきた教育関連コンテンツを静止画や動画で携帯向けに配信する。主な内容は語学、歴史、ゴルフの練習法など。また育児、料理、4文字熟語などのミニ知識を毎日更新して提供することも検討中だ。
3年後に会員数15万人、広告収入含め売り上げ10億の事業に育てる考え。

 イマジニアはPHP研究所と組み、松下幸之助氏の講演映像を携帯電話に取り込んで視聴できるようにする。主に中小企業経営者などを中心に利用者を開拓する。

 バンダイネットワークも4月から携帯ゲームサイトに、地理・英語・歴史などの教育コンテンツを加えた。「学生などに加え通勤中の会社員らの利用が多い」と見ている。

 従来の着メロや待ち受け画面は利用者が若者中心だった。しかし配信各社は携帯向け「ワンセグ」のサービス開始などに伴い、携帯電話で情報を取得するビジネスマンなどが増えると判断。

 教育など娯楽以外の情報配信競争が激しくなりそうだ。


とある。

 携帯の高機能化などあるが、第三世代で通信速度がアップしたこと、さらに通信料が定額になってきたことなどから、動画など情報量が多くても時間的にもコスト的にも負担が少なくなってきたことが、背景にあるように思います。

 ただ、提供するコンテンツをパソコンやテレビで配信するのと同じものでいいのかという課題があるように感じます。

 何故なら、携帯が速度や費用面で問題ないとしても、利用するシーンを考えると、じっくり30分も取り組むような内容では誰も利用しないことでしょう。そう考えると、携帯での利用にマッチしたコンテンツの提供が求められることになると思われます。

 短い時間で要点を旨くマスターさせるあるいは伝えるための工夫が重要になるということでしょう。

 いつでも、どこでも学習できる世界、それはコンテンツ提供者の力量を試される世界でもあるようです。

 このような仕組みを活用することにより、継続して学習する習慣が養え知識レベルも向上することが可能になるなら、社内での教育やルールの徹底などにも利用でき、教育の形式も教室に参加者が介する集合型から携帯によるe−ラーニングになっていくかも知れないですね。


本日のその他の記事
・自民党選挙制度調査会、ネットを利用した選挙運動のできるよう求める最終報告の原案を提示。(2面)
・文化審議会法制問題小委員会、テレビ番組のネット上でのIPマルチキャスト放送は、番組放送と同時に流す場合に限り、ケーブルテレビと同じように著作権を扱う方針。(3面)
・日本損害保険協会、損保各社が団体契約している企業にオンラインで保険料を請求出来るシステムを開発。現状は請求データをフロッピーに記録しバイク便などで送付している。(4面)
・日本IBM、新技術採用でシンクライアントを低価格で導入できるサービスを始める。(11面)
・ISPのソニーコミュニケーションネットワーク、携帯ゲーム機PS2向けにサッカーW杯の全試合のダイジェスト映像を有料で配信を始める。(11面)
・JTBとJCB、電子マネーやポイントも使える共通決済システムの構築やギフト券の共同化などで提携する。(13面)
・ヨドバシカメラ、日本HPの協力を得て無線ICタグを利用した物流業務を実用化。(13面)
・ベンチャーキャピタル大手、IT企業向け投資を抑制。(15面)
・都内のフィッシング詐欺団、残り7人を逮捕。(39面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 22:14| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 携帯活用サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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学研とインデックスが提携して魅力的なケータイコンテンツはできるか?
Excerpt: インデックスと学研、携帯に語学・教育番組  ただ携帯向けのコンテンツに加工して配信するのであれば、面白くない。だってそれはケータイ向けのコンテンツという訳で作ったのでは??
Weblog: 「iモード」溜池のためいき
Tracked: 2006-06-01 00:54
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