2006年05月15日

商工会議所加盟社向けにネット活用の営業支援


 中小企業に不足するものとしてよく言われる言葉に「金なし、人なし、販路なし」があります。つまりせっかく優れた商品・技術・アイデアを持っていても、事業を拡大・発展するには、資金も必要だし、優れた人材も必要だし、強力な販売ルートや優良顧客がないとどうにもならない、ということとなります。

 このような中小企業の悩みの中から、特に販路開拓にネットをもっと活用するための支援サービスが始まるようです。

記事(日本経済新聞(2006.5.15)13面)には

 電話やインターネットを使った営業活動(テレマーケティング)受託大手のネクシーズは、日本商工会議所の公認サイトを運営するチェンバー・ウェブ・アンド・コンサルタントと業務提携した。

 6月から全国各地の商工会議所に加盟している中堅中小企業を対象にテレマーケティングのノウハウを活用した営業支援サービスを提供する。



 チェンバー・ウェブのサイトは商工会議所加盟の企業約150万社向けに、自治体の助成金や法律改正などの情報を提供している。

ネクシーズは同サイトに無料でテレマーケティングに関するQ&A集を提供、経営改善に役立てるようにする。


とある。

 インターネットをうまく活用してビジネスを拡大している中小企業がある中で、ITに対する抵抗感や理解不足、人材不足などの諸事情から自社の強みを生かし切れていない企業があるようです。

 ネットをもっと活用しようと考えても、いざ具体的に活用しようとするとどう進めていいか悩むこともあるように思われます。

 そこで、今回のサービスではインターネットを利用した営業活動で実績のある会社が、そのノウハウをQ&A形式で提供しようというもののようです。

 まずこのサイトを眺めて見ることで、あらかじめ心に思い描いていることがどう実現できるのかといった情報が得られるだけのことかも知れないが、ネットを利用しどこまで出来そうかといった情報が得られることで、自社のネット活用方針がある程度描けるような気がする。

 このようにして具体的なネット活用の方向性が示せれば、地元の商工会議所に明確なテーマで相談することが可能になり、ITコーディネータなどの専門家による支援がもらいやすくなるだろう。そして政府や自治体などの支援事業から補助金などを受ける可能性もあるだろう。

 まずはこの新しくできるサイトを覗いてみても損はないのではないでしょうか。


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などがあった。



posted by ネット社会の水先案内人 at 20:48| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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