2006年05月11日

ドコモ、6月にも音楽配信に参入


 携帯電話をめぐる機能競争が一段とヒートアップしてきたようです。
特に若者から支持されていたauの「着うたフル」、ドコモもついに来月にも音楽配信対応の機種を発売し、同サービスを始めるとのことです。

記事(日本経済新聞(2006.5.11)11面)には

 NTTドコモは6月にも音楽配信に参入する。au(KDDI)が先行した「着うたフル」の提供を始め、対応する携帯端末を発売する。

音楽番組が定額で聴き放題になる新サービスも開始。

携帯電話会社を移っても電話番号が変わらない「番号継続制度」の今秋導入で顧客獲得競争が激しくなるため、弱点だった若年層の取り込みを狙う。


 着うたフルは曲の一部を着信音として利用する「着うた」と異なり、1曲丸ごと携帯にダウンロードできる。auが2004年11月に開始、ボーダフォンも昨年8月より手がけている。

 着うたフルを利用するには専用の端末が必要で、ドコモは夏季ボーナス商戦向けの新シリーズの一部を対象機種とする。コンテンツ事業者がヒット曲など数万曲を提供する。価格はauと同様の1曲300円程度の見通し。

 iPodなどの携帯音楽プレーヤはパソコンに一度取り込んだ曲を移して聴くが、携帯はネットから直接、曲を受信できる。

 音楽配信では米アップルのサービスが世界的に強いが「日本では携帯会社のサービスが優勢」とレコード会社幹部。auの2倍の5千万以上の顧客を持つドコモが参入することで、携帯音楽プレーヤーとして利用するすそ野が広がる。音楽配信や携帯音楽プレーヤーの勢力図にも大きく影響しそう。

 ドコモは現行のFOMAよりも通信速度が10倍早い「HSDPA」サービスを今夏から開始する予定。同時にiモードのコンテンツのひとつとしてHSDPA向けの音楽番組を設ける。

 ドコモはこのほかパソコンで利用されている音楽の圧縮方式「WMA」に対応した機種も発売する。WMA対応のサイトからパソコン向けに購入した楽曲が携帯に転送できるようになる。


とある。

 auに比べ出遅れていた「着うたフル」をドコモの携帯でも可能にすることで、auへの乗り換え防止を図るとのことです。

 そこで面白いのは、auのサービスと同等なサービスを提供するだけでなく、ドコモの独自機能として、高速通信サービスへの対応とパソコンのwindowsでの圧縮方式へも対応することで、すでにパソコンで所有している音楽を携帯に転送できることでわざわざ携帯用にお金を払って再度購入しなくてもいいのはありがたいと思います。

 当然、今回のドコモの発表を受けてauやボーダフォンも対抗策をそれなりに考えてくるでしょう。

 電話以外の機能を巡る競争で、携帯はドラえもんのポケットのようにいろいろな役割を持つようになり、無くてはならないアイテムになっているようです。

 これからは多くの消費者が所持している多機能な携帯を、自社のビジネスにどう活用するかが重要になってきているように感じます。


本日のその他の記事
・[消費をつかむ]300兆円の気まぐれ。情報の海、確かな「お薦め」情報が惑う買い手の背中を押す。ランキング1位には販売量倍増の法則。共鳴範囲が狭いとヒットは短命。(1面)
・シティバンク、システム復旧も顧客離れの懸念。(4面)
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・ヤフーと日航、ポイントとマイレージの相互交換を開始。(27面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 19:39| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 携帯活用サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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