2006年05月02日

フジTV、合同会社を活用し動画投稿サイト運営


 昨日、ビジネスの制度で大きな変化がありました。
それは、新しく会社法が施行されたことです。株式会社や有限会社などの制度が変わり、新たに合同会社(LLC)をつくることができるようになりました。一言で言うと事業形態や組織形態に合わせ柔軟に会社を起こすことができるようになる一方で、会社としての責任もそれなりに伴うようになったといえます。

会社法については中小企業庁の下記サイトを参照ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/kaisya/kaisyahou33/kaisyahou54.htm

 フジテレビがIT系の会社と、この会社法で誕生した合同会社を設立し、個人が制作した動画をインターネットで発表できるサイトの運営を行うとのことです。

記事(日本経済新聞(2006.5.2)11面)には

 フジテレビジョンは1日、5月中旬にトランスコスモス傘下のIT会社と合同会社(日本版LLC)を設立し、個人が制作した動画をインターネット上で発表できるサイトの運営事業を始めると発表した。


 会社法施行で1日から設立可能になった日本版LLCを大手企業が活用する初めての事例となる。「事務的な負担が軽く機動的な意志決定が可能」なためLLCを選択した。

 新会社による運営サイト「ワッチミー!TV」では、音楽や演技、旅行情報、講義など様々な分野の動画の投稿を受け付け一般に公開する。
7月に試験運用を開始、10月に本格サービスを始める。利用は無料。広告を収益源にする計画で2010年には11億円の売り上げを見込む。


とある。(一部要約)

詳細は以下のサイトを参照
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba001001052006

 企業が新規事業を始めるのにLLCの組織形態が役立つということのようです。
参考事例として注目していく必要がありそうです。

 この記事でもう一つ大切なのは、個人の情報発信の手段がまた一つ広がるということでしょう。自作の映画やニュース的なレポートもあるだろうし、家族やペット、趣味などと実に様々な情報があるだろう。そのサイトが賑わえば、自分のビジネスを売り込むものもあるかもしれない。

このことは、素人の制作したコンテンツに優れたものが多く排出してくればプロの世界に影響を及ぼす可能性も秘めているようにも思う。ホームページ、ブログ、SNSといった情報の表現・提供手段にも影響を及ぼすことだろう。

本日のその他の記事
・[アップルどこまで強いか]開放路線パソコンも攻勢。ウィンテル支配逆利用。(9面)
・日本IBMが日本企業の情報セキュリティ対策の実施状況を調査。サイバー犯罪などへの対策が十分と答えた企業は15%と遅れている。(世界の平均は55%)(11面)
・大学発ベンチャーのAnyは情報公開を前提にした人脈交流のSNSを始める。招待なしで会員登録。(13面)
・エキサイト、ニフティに検索エンジンと検索連動型広告の提供を始める。(13面)
・ソフト開発のピーエスピー、ネット証券のイートレード証券に、取引システムの負荷状況などを視覚的に分析できるシステムを納入。(13面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 21:56| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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