2006年04月27日

携帯マネーに新顔が登場、三つどもえに


 携帯電話を利用した新しいタイプの電子マネーが来年登場しそうです。
あらかじめ入金をしておいて少額の決済に利用するEdyやsuicaと後払いで比較的高額の決済が可能なクレジットカードタイプの2種類に、今回はあらかじめ銀行口座を開設しておき、決済時にはこの預金口座から引き落とされるタイプとのことです。
 従来からあった電子マネーにも実現方式がいくつかあり、利用する場面では自分が持っている電子マネーが利用できるのかの確認が必要でしたが、今回の方式が加わることで組み合わせが更に複雑になっていきそうです。

 また本日の夕刊にもありましたが、高速道路のサービスエリアなどで携帯クレジット(スマートプラス)での決済ができるようになるという記事があったように、各社陣取り合戦も睨みながら、電子マネーの利用範囲は着実に拡大しているようです。

記事(日本経済新聞(2006.4.27)3面)には

 三菱東京UFJ銀行とKDDIは、2007年春にも携帯電話を使って決済する新銀行を設立する。auの携帯電話を使用しインターネット上で買い物決済ができるサービスを始める。小売店で携帯電話をかざすだけで、代金を預金口座から引き落とす新サービスも検討している。
 「携帯電話マネー」にはすでに電子マネー、携帯クレジットの二つがあり、今回の新方式を含めた三つどもえの競争になる。



 両社の今回のサービスを行うメリットは、三菱東京UFJ銀は、個人向け金融サービスの拡充、若年層が多いauユーザの取り込みで、KDDIはドコモに先行されている「携帯マネー」での巻き返しを狙う。

 今回新たに銀行を設立する意味は、携帯電話を利用した振り込みサービス、画面を通帳代わりにする、買い物などの決済時直接この預金口座から引き落とすなど幅広いサービスの提供にある。そして口座から引き落としとなるので、口座残高の範囲内での高額決済も可能になる。


とある。(一部要約)

 電子マネー専用口座を設け、その口座を利用して決済を行うようにするようです。
今までのように先に入金するタイプだと、主に小口での利用となるため高額決済に利用しづらいことと、利用頻度が多くなればなるほど事前入金の頻度も多くなるように思います。

 クレジットタイプだと、つい気が大きくなって買い物をすると後払いということもあり後で残金が不足ということにもなりかねない恐れがあります。

 こう考えると、預金口座で決済されるのは便利なのかもしれないですね。
ただ、一方でいろいろな電子マネーの仕組みが登場し、利用できる店や利用できる携帯電話が限定される上に、ICカード型の電子マネーともからみあい、せっかくの電子マネーの利便性が損なわれ、普及度合いや利用時の混乱を招くような気がします。

 規格の統一が理想ですが、少なくともこれらの方式間で相互に利用できるような機器や仕組みの開発が急がれるような気がします。


本日のその他の記事
・国交省、土地の価格情報今日からネット上で公開。(5面)
 http://www.land.mlit.go.jp/webland/
・リクルート、ネット企業向け投資ファンドの設立へ。(13面)
・NEC、米の通信・情報関連子会社3社を統合。通信・情報システムに力。(13面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 19:07| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子マネー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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