2006年04月24日

「電子タグもウイルス感染」、被害防止を要請

 店頭や物流などの現場でその活用方法について様々な試みが行われている電子タグですが、この電子タグにコンピュータウイルスの被害が及ぶ恐れがあるそうです。

「電子タグよおまえもか」とやるせなく感じますが、ビジネスの現場では画期的な効率性や利便性をもたらすことが期待されているだけに、ウイルスに対する脅威に対しての備えはとても重要な気がします。

記事(日本経済新聞(2006.4.24)1面)には

 総務省は電子タグを通じたコンピュータウイルス感染への対策を企業や利用者に呼びかける。電子タグは記憶容量が小さいためウイルスと無縁とされてきたが、最新の研究結果で感染の可能性があることが明らかになったためだ。電子タグを利用する企業のシステム全体に被害が及ぶ恐れもあるため、安全対策の再点検を促す考えだ。

 電子タグは製造・物流管理を効率化する狙いから導入が広がっている。総務省の調べによると、電子タグを消費者向けに活用する企業の割合は2003年度には0.8%だったが、04年度には5.1%に拡大した。

 オランダの研究者が3月中旬に電子タグをウイルスに感染させる方法を発見したと発表。民間メーカーや同省が参加する研究会による検証でも、電子タグがウイルスの新たな感染経路となる可能性があるとの結果がでた。

 このため総務省は経済産業省とも協力しながら、電子タグの情報を読み取るシステムでウイルス感染への対策が講じられているか再点検を求める。またシステム側で対応が難しい場合には、入力したデータが途中で書き換えられない電子タグの利用を勧める。


とある。

 新しい技術においては、今回のように新たな危険性が公表されると、かえってある種の技術者を刺激し、ウイルス作りに挑戦する人が出てくるような気がする。

しかし、可能性があるのに黙っていると、もし本当にウイルスが出現したときには取り返しがつかなくなる。

悲しいけれども、想定される技術リスクには対応しておく以外に、被害を少なくする方法はない。ウイルスが入り込まないような仕組みが出来上がるまでは、根気よく対応する必要がありそうだ。


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posted by ネット社会の水先案内人 at 21:00| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | セキュリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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電子タグもウイルス感染、被害防止へ
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