2006年04月22日

携帯クレジット、読み取り端末共通化


 今まで、このブログでもいくつか取り上げてきた携帯クレジットについて、ちょっと消費者にとって嬉しい記事があった。今まで3方式だったクレジットカードの方式のうち2つが共通で利用できることになるとのことです。

記事(日本経済新聞(2006.4.22)1面)には

 NTTドコモとJCBは、携帯電話をかざすだけで買い物ができる「携帯クレジット」の読み取り端末を共通化する方針を固めた。
携帯クレジットには3つの規格があるが、規格ごとに端末がバラバラで利用者にはわかりづらい。携帯クレジットの読み取り端末の共通化は初めてで、普及を後押ししそうだ。



 携帯クレジットにはNTTドコモ三井住友カードなどの「iD」、JCB、トヨタファイナンスなどの「クイックペイ」、UFJニコスなどの「スマートプラス」の3規格がある。

 ドコモとJCBはiDとクイックペイの両方を読み取れる端末を開発し、JCBが店舗に設置する。共通端末のある店舗では、iDとクイックペイの双方の会員(3月末で合計6万人)が携帯クレジットを利用できる。共通化の実施時期などは今後詰める。

 現状では規格ごとに読み取り端末がバラバラなので、利用者はどの店でどの規格が使えるのかわかりづらい。携帯クレジットを導入する店にとっても、複数の端末を設置すれば負担が増す。


とある。

 全面的に喜べるとまではいかないが、少なくとも一歩前進といえるだろう。利用者やお店から見ればクレジット会社の系列により規格が異なるのでは、安心して買い物ができないことにつながる。クレジット会社のエゴで、みんなが迷惑を被るとともに、携帯クレジットの普及そのものも阻害しかねない。

 携帯クレジットも電子マネーととらえると、さらに複雑になる。電子マネーとして代表的なのはEdyとsuicaの2種類がこのクレジットに加わることになる。利用者もお店も混乱するなというのは難しいといわざるを得ない。

 今後を考えると、携帯クレジットではマスターカードの「ペイパス」という国際規格が登場するし、電子マネーではイトーヨーカドーが独自規格の電子マネーを来春導入を決めている。このような動きは今後増えることを考えるとますます混乱に拍車がかかるような気がする。

 クレジット会社、大手流通などの競争などからそれぞれの規格が生まれるのは仕方ないにしても、利用者側のカードや機器と店舗側の読み取り機器の間での互換性が実現されることを強く願わずにはいられない。 

参考:過去の携帯クレジットに関するブログ
 4月5日 ドコモが独自のクレジットカード発行へ
 http://netsyakai.seesaa.net/article/16200143.html
 3月28日 非接触IC決済に4番目の規格が登場
 http://netsyakai.seesaa.net/article/15645334.html
 3月17日 携帯クレジットカード、2社連携
 http://netsyakai.seesaa.net/article/14993510.html

本日のその他の記事
・米ネット3強、1−3月の売り上げ過去最高。(3面)
・米MSのゲイツ会長、ソフトの重要性「以前より高く」。グーグル流の無料サービスと一線。(3面)
・カブコム、前期純利益が過去最高。(4面)
・高機能マウス安く。無線・レーザー式にシフト。(31面)
などがあった。



posted by ネット社会の水先案内人 at 18:06| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子マネー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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