2006年04月21日
シャープ、パソコン付き液晶TVを発売へ
近頃、家電店の店頭で販売されているパソコンにはテレビの視聴ができる機種が多く展示されているように感じます。
ブロードバンド回線の普及で、インターネット経由で映像コンテンツが見ることができるようになってきたのに、わざわざテレビチューナーをパソコンに搭載しテレビ番組の視聴を可能にしています。ただ、あくまでもパソコンとしての機能が主でテレビ視聴は従という関係でした。
ところが今度は、テレビにパソコン機能をオプションで付加した製品が発売されるようです。
記事(日本経済新聞(2006.4.21)11面)には
シャープはパソコン機能付きの液晶テレビを5月下旬に発売すると発表した。リモコンボタンを押すだけで簡単にテレビとパソコンの操作ができ、ブロードバンド放送も高画質で視聴できる。
ネットから取り込んだ音楽や画像データの保存などが可能。テレビ番組の関連情報もネットで簡単に検索できる。さらに上位機種には500ギガバイトのハードディスクを搭載、地上デジタル放送を高画質で最長43時間録画できる。
パソコン各社が力を入れるテレビ機能搭載の「テレビパソコン」と違い、電源を入れればすぐにテレビが見られる利点がある。年280万台程度とされるテレビパソコン市場の顧客も取り込む。37型のハイビジョン対応型で55万円前後になる予定。
とある。
面白い商品と感じた。機能の組み合わせはどちらもパソコンとテレビである。
しかし、狙っている顧客層は全く違うような気がする。
パソコンメーカーが提供する「パソコンテレビ」は、パソコンユーザを対象にしているので、当然パソコンに関する知識が必要になる。また仕組み的にはテレビを見るのにもソフトウェアが必要になることだろう。
一方、今回シャープが発売した「パソコン付きテレビ」は、テレビを見るのにはパソコンのソフトを必要としない。恐らくインターネットでページを見たりする程度なら、パソコンを使っているという感覚なしで簡単に操作ができるような気がする。(筆者の推測)つまり、年配者などパソコンに詳しくない利用者の取り込みを想定しているように思える。
ポータルサイトのコンテンツが充実し豊富になってきたことや、RSS機能などで興味のある情報をチェックしやすくなたことなどから、常に見るような情報などはブラウザーがあればマウス操作だけでも十分事足りるようにも思える。
こう考えると、初心者をどちらが取り込むかを考えると「パソコン付きテレビ」に軍配が上がりそうに思える。今後の動向に注目をしていきたい。
本日のその他の記事
・ソフトバンク、第三世代携帯基地局1.5倍に。ボーダフォンの競争力強化。(1面)
・ネット専業のイートレード証券、6月から手数料を引き下げへ。(4面)
・通信・放送懇、NTTの経営形態見直しについて、完全資本分離、加入者線部門の分離など4案を示した。(5面)
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・OECDが迷惑メール根絶を国際的な取り組みとして目指す初めての包括策を公表した。(7面)
・ヤフー、純利益過去最高の470億円。検索連動広告が急伸。(9面)
・KDDI、パソコン向け音楽配信に参入。(13面)
・コロンビアミュージックエンタテイメントは携帯サイト運営のバイアコムインターナショナルジャパンと共同で、仮想アイドルをネット上でデビューさせる。(13面)
・大林組と東芝テック、微弱電波を利用し情報漏れを防ぐ無線LANシステムを考案した。情報漏れ対策費を10分の1に。
などがあった。
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