2006年04月04日

「電子商品券」を通販共通で


 最近、電子マネーのEdyやsuica、それにiDやスマートプラスといった電子クレジットカードなどのサービスがその広がりを増やしつつあり、利用できる店舗も拡大している。

 広い意味での電子マネーが市民権を確立し、携帯電話でもこれら機能が使えるようになり、決済手段として定着しつつあるように思う。

 これらの動きに加え、贈り物などに重宝されている商品券も電子化がされるようだ。

記事(日本経済新聞(2006.4.4)15面)には

 商品券開発の電子金券開発は今夏から、千趣会やベルーナなど様々なカタログ通販で使える共通の「電子商品券」の運用を始める。商品券に暗号化したIDを記載し、偽造や不正利用を難しくした。手始めに企業が顧客に景品を配布する際に利用できる600円分の金券を発行し、普及を促す。


 商品券は原則として参加する通販会社のすべての商品に使える。利用者はインターネットやカタログで商品を選び、購入を申し込む際にネット通販のサイト上でIDを入力するか、申込書に商品券を同封して郵送すればよい。電子金券開発はIDで商品券の価値を確認し、通販会社に伝える。商品券は現金と併用でき、複数回に分けて使える。

 通販会社は金券を利用する新規顧客を獲得できれば、売上高増加が期待できる。電子金券開発は買い物に使った金券の金額の一部を手数料として受け取る。

 今後は額面が数千円程度の金券発行も検討する。初年度は30億円分の流通を目指す。


とある。

 当面は限られた通販サイトでのみの利用となるようだが、おそらくこの電子商品券は他のサイトにも広がるような気がする。

 詳しくは判らないが、この電子商品券はID番号で管理されるようなので、
従来のように紙などを使用しないことから、携帯からの通販にも簡単に利用できるだろう。

 紙を使わないことから、環境にも優しい仕組みと言えるし、電子商品券発行の手間もおそらくネット上で行われることで、発行コストが極めて低いと思われる。

 なお、この仕組みが定着し、現在の商品券と同じような形で安心して利用されるためには、この電子商品券の仕組みが標準化され広く決済手段として利用されるようになる必要があるだろう。このようになるかどうかがこの電子商品券普及の鍵となるような気がする。


本日のその他の記事
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などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 23:11| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子マネー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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