2006年03月28日

非接触IC決済に4番目の規格が登場


 イオンやam/pmの店舗でもNTTドコモが進める「iD」を使えるようにするという記事があった。このように非接触型のICカードによるクレジットカードとしての利用がますます拡大しそうな勢いになってきた。しかもこのクレジットカードの仕組みは「おサイフケータイ」機能が搭載された携帯電話でも利用できるようになってきている。

 一方で、現在「iD」方式を含め3種類の異なった規格が存在するが、さらに新たな規格がスタートするようだ。

記事(日本経済新聞(2006.3.28)7面)には

 信販大手のオリエントコーポレーションは4月、クレジットカードを読み取り端末にかざすだけで買い物ができる非接触型IC決済の新サービスを始める。米マスターカードが世界で展開する国際規格「ペイパス」を国内で初めて導入する。新規格の登場で非接触型IC決済の競争が激しくなりそうだ。
 まず、東京ディズニーリゾート内の複合商業施設「イクスピアリ」の約150店舗で始める。オリコとイクスピアリの提携カード会員のうち5万人に対し、ペイパスを使える新カードを無料で送付する。

 ペイパスは米国で5百万枚以上発行され、クレジットカードによる非接触型IC決済の国際規格となっている。国内ではすでにNTTドコモの「iD」、ジェーシービーの「クイックペイ」、UFJニコスの「スマートプラス」の3規格がある。


とある。

 オリコが4番目の規格で、非接触型IC決済の新サービスを始めるとのことだ。
通常なら4番目の規格での新規参入は不利といえるが、今回はそうとも言えないようだ。
 何故なら、オリコが採用した規格は米国で5百万枚以上発行されており、国際規格とのことだからだ。利用者の利便性を考えると一つのカードで、国内でも海外でも利用できた方が優れているに超したことはない。
おまけに今回オリコは対象者に無償で新しいカードを配布することで一気に普及を考えているようだ。

 日本国内で3つの規格が林立し、陣取り合戦を行っている中にさらに強力な敵が現れたようなものだ。どういう結果になるか判らないが、何とかうまい仕組みで相互に利用できるようにして欲しいものだ。

 利用者に、商品ではなく決済手段で店を選ばせるのは、提供者、利用者、クレジット会社のいずれもが得することはないだろう。



本日のその他の記事
・サッポロなど、取締役会のネット・書面決議を可能に。新会社法先取りで定款変更。(1面)
・情報通信審議会の情報通信技術分科会、次世代の高速無線通信利用に向けた制度整備を求める答申をまとめた。(3面)
・中央三井信託銀行はセントラルファイナンスと組み、個人を対象にした多機能ICカードの開発、発行などで業務提携する。(7面)
・経済産業省、「電子債権流通」の実現に向けた具体策の報告書を発表。不正アクセスによる改ざんを防ぐため、情報セキュリティ確保の必要性を指摘。(7面)
・NTTデータ、NECなど顧客とのトラブル回避のためシステム契約時、責任明確化に。(11面)
・イオンとam/pm、両社の店舗などでNTTドコモの携帯クレジット「iD」を使えるようにする。(11面)
・[断層を超える:アナログからデジタルへ]130年の歴史覆す。カメラ開発、スピード勝負。(11面)
・KDDI、「au」の道案内サービス「EZナビウォーク」に実際の建物を映し出す三次元地図を導入する。(12面)
・NTTドコモ、携帯電話向けに広告を掲載・配信する広告代理店出資しバナー広告やメール広告で提携。(12面)
・オムロン、無線ICタグの中核部品の生産能力を3倍に引き上げる。(13面)
・リコーやゼロックス、複写機から直接文書蓄積。DBなどで情報共有。(13面)
・[携帯コンテンツ:変わる事業モデル]放送・携帯融合に拍車。ワンセグ活用へメディアと連携。(15面)
・サイバーエージェント、ブログなどの口コミ効果を利用したネット広告の専門会社を設立する。(15面)
・カカクコム、投資信託の比較サービスを始める。(15面)
・楽天、今期フルキャストスタジアムで開催されるホームゲームをネットで無料中継する。(41面)http://tv.rakuten.co.jp/eagles/
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 21:47| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 電子マネー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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