2006年03月27日

ヤフー、ネットで野球検定


 インターネットの普及が進み、ブログやSNSなどとネット上で個人が情報発信する機会が増えているといえるだろう。そして情報を発信することのハードルは費用負担や技術面の両方とも低くなっているといえる。

 つまり情報発信したいと思えば誰でも、直ぐにでもいとも簡単に行える時代になったといえるだろう。

情報発信が手軽になれば、当然発信される情報の質もバラバラになるだろう。ネット上での間違った風評が、悪影響を及ぼさないとも限らない。

 そこで、このような問題を回避する手段の一つとして、情報発信者の専門度を認定する仕組みができるとのことだ。

記事(日本経済新聞(2006.3.27)11面)には

 ヤフーは野球の知識を問うインターネットを使った検定サービスを始める。夏までにはワイン、サッカーなどの検定も加え、趣味、生活分野の検定事業を拡大させる。


 「ベースボールエキスパート」は日本プロ野球名球会が監修。サイト上の質問に答え、合否を判定する仕組み。野球観戦に必要な知識を試す3級(500円)から高度な1級(3000円)まで3コース。検定料を払えば何度でも受けられる。

 熱心な野球ファンや地域の少年野球チームの指導者などの受験を想定している。

 ヤフーは合格者が同社のブログで発言する際に、合格を証明するマークを付けられるようにする。ネット上で専門知識を持つことを証明し、信頼性を高める。


とある。

 検定試験にもこのような使い方があったのかと、感心させられる仕組みのような気がする。

 どこまでの知識レベルが問えるのか、実際の問題を見ていないので一概には言えないが、情報発信者の専門性を客観的に評価する判断材料になることは間違いがないだろう。
 試験内容がより高度であればあるほど、検定の価値が高まるとともに、検定合格者の専門分野での発言には信頼度がアップするだろう。

 一方主催者であるヤフーは、@検定の知名度が上がれば受験する人が増えることで収入アップにつながる、Aヤフーのブログ利用者に対してのみ検定マークを発行するとのことなので、ヤフーへブログサイトを移す利用者が増える、B仕組みができれば検定のコンテンツを作りさえすれば、検定種類を次々と増やせる可能性がある、C以上を通じて有料会員を増やし、広告収入にも影響するアクセス数を増やす効果があるといえる。

 思惑通りにこの検定が認知されるかどうかで今後の展開が大きく変わるような気がする。


本日のその他の記事
・[社説]ワンセグが促す通信と放送の融合。(2面)
・生体認証、地銀導入に弾み。全銀協が手のひら・指方式の標準仕様を定める。(3面)
・週1日は「メール禁止デー」に、不便の中に豊かさありとリコー桜井社長。(5面)
・ネットの普及が途上国での技能人材流出の背景に。(7面)
・「ワンセグ」TVを携帯。ネット連動で何できる?(9面)
・情報漏出防止策企画のシーピーデザインコンサルティング、人総研と組み機密情報を扱うのに適した人材の採用を支援する事業を始める。(9面)
・広告大手がテレビなどのマス媒体と異なる新しい広告を手がける新会社を相次いで設立する。(11面)
・放送と小売店、販促で連携。書店で番組宣伝しおりやCATV会社がイオンにアンテナショップ開設など。(11面)
・視聴分だけ支払い(ペーパービュー)、スカパーが拡充。(11面)
・映像制作のイマジカ、編集拠点間で映像を光伝送。運送費の節減を狙う。(11面)
・育児や介護と仕事を両立させる在宅勤務の導入相次ぐ。人材確保へ働き方多様化。テレワークなどITの進展が在宅勤務の環境が変化。(15面)
・[リーガル3分間ゼミ]取引先からもらったチケットをネット競売で売るのは?ダフ屋行為とはいえない。ただし転売目的、贈答品受領への会社の制度などに注意を。(19面)
・宇宙の電波で情報を暗号化、第三者解読不能。(21面)
などがあった。



posted by ネット社会の水先案内人 at 21:28| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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