2006年03月26日

デジタル家電の新通信規格をソニーが全面採用


 音楽や動画・静止画などの映像データがデジタル化されてきたことで、関係する家電機器の間での情報のやりとりが多くなっているように思う。
 従来はデジカメの写真情報をプリントしようとすると、パソコンとデジカメを専用のケーブルで接続しデジカメに蓄積された画像を取り込んでから、プリンタへ出力する。

 もう一つの方法としては、デジカメで撮影した画像を蓄積するメモリカードを経由してパソコンに取り込み、その後プリンタに印字ということにる。
そしてビデオ機器の場合は、DVDを介して行うといったように、接続したい機器によって接続方法やケーブルなどが異なっていた。

 このように接続する機器毎に違っていた規格・方法が統一されそうな動きが出始めたようだ。

記事(日本経済新聞)2006.3.26)7面)には

 ソニーは異なるメーカーのデジタル家電や携帯機器でも相互接続できる通信規格を、2007年発売製品から全面的に採用する。家庭内LANを通じ、薄型テレビ、デジタルカメラ、携帯電話やプリンターなどの間で画像や音楽などを簡単にやり取りできる。

NECやシャープなど他社も追随するとみられ、採用メーカーが広がれば家庭内で「ネットワーク型家電」が本格的に普及しそうだ。



 新規格は「デジタル・リビング・ネットワ−ク・アライアンス(dina)」と呼ばれ、松下、韓国のサムンソ電子、米IBM・マイクロソフト、インテルなど世界の大手家電・パソコンメーカーなど約280社が3月上旬にまとめた。

 今回の新規格で相互接続できる機器がデジタル家電の大半に広がった。
(中略)

 現在でもケーブルで直結すれば、ビデオカメラとテレビなどの間でデータのやり取りはできるが、他社製品との間ではデータをやり取りする手順などが異なり、連携がとれないことが多い。さらに、プリンターなど他の機器との間でもデータを使おうとすれば配線や設定などが複雑になる。

 ソニーは「新規格を来年から本格採用したい」として07年から薄型テレビやデジカメ、携帯電話など大半の製品分野で新規格に対応する方針。NECやシャープなど国内外の家電、パソコンメーカーも追随する見通し。

 04年に策定された従来規格では、接続対象が薄型テレビやパソコンなど据え置き型の機器に限られ、対応機種もソニーのパソコンやサムスン電子のサーバー、東芝の液晶テレビの上位機種など約40製品にとどまっている。ソニーが大手メーカーで初めて新規格の全面採用に踏み切るのを契機に、対応機種が一気に増えそうだ。


とある。

 最近、本当に接続する機器が増えたように思う。動画であればテレビ、ビデオ、ビデオカメラ、パソコン、携帯機器、DVDドライブと思いつくものだけでこのように列挙できる。当然これらの機器の間で映像をやり取りするにはそれぞれ必要とされるケーブルが決まっている。時にはメーカー間で互換性のないものもある。

 今回の情報家電を接続する新規格が普及すれば、接続の自由度が大きく広がることになる。利用者は本当に使いやすくなることだろう。もちろんメーカーもインターフェースが統一されるので、開発・製造・保守のコストが低減されることだろう。

この規格が広がれば、これら情報家電が相互に接続された家庭内ネットワークの実現も夢でなくなるような気がする。


本日のその他の記事
・経産省と総務省、ネット接続業者(ISP)に認証制度を今夏にも導入へ。(1面)
・米ナスダックが7月稼働予定の新システムで、1件の売買処理を千分の1秒に。(5面)
・セコム、企業向けの情報管理・支援事業を強化。(7面)
・JTB、利用者がインターネット上で好みの航空会社や宿泊施設などを自在に組み合わせて、自分だけの旅行商品を作り上げられるサービスを始めた。(7面)
・[家庭六法]学校行事と著作権C、卒業文集からの転載は承諾必要に。(12面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 17:15| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 通信インフラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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