2006年03月25日

リコーのデジカメ、ブログを活用し使い方提案


 ネット上の日記といわれるブログ。個人が日々の出来事などをもとに自由に発言したりする使い方から、企業が自社の事業に役立つ使い方の事例が増えてきたように思う。

 車などでは、新車の発売に合わせて消費者との交流をすることでその新車への期待を高めたりユーザーとの交流を公開することでより身近な販売プロモーションとして利用されたりしているようだ。 参考: http://blog.nissan.co.jp/TIIDA/

 デジカメの世界でもブログの活用がヒット商品の誕生を後押ししたようだ。

記事(日本経済新聞(2006.3.25)33面)には

 リコーのコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL」が高価格帯ながら人気を集めている。28ミリレンズと有効813万画素の高機能モデルで、昨年10月の発売以来、8万円前後と当初の実勢価格を維持している。2006年になっても国内販売は月3千台程度のペースが続く。「高級コンパクトデジカメ」分野でマニア層の需要を開拓した。


 「GR」のルーツは1996年発売のコンパクト銀塩カメラ。優れた画質と小型さでプロを中心に人気を集めたが、デジカメに押されて2003年に生産を停止したモデルだ。。

 デジタルで「GR」を復活させる条件としてA3でのカラー印刷に耐えるなど徹底した高画質の実現を掲げた。高性能レンズと画像処理エンジンを新たに開発。独自機構の採用で銀塩GRより一回り小型化した。

 口コミで広がった銀塩GRと異なり、今回はブログを活用した。昨年8月にサイトを開設。9月13日の製品報道発表日に一般ユーザ向け発表会を企画したところ、予定人数の12倍の約1200人が応募した。

 ブログではリコー社員がGRの活用などを提案。累計閲覧ページ数は440万件、ブログ同士でリンクを張り合うトラックバックは5700件近くに達した。現在も毎日30件程度増えており、ユーザが写真を公開するなどネットワークが広がっている。

 利用者の中心はプロのカメラマンのほか、ハイアマチュアの30−40代男性。4割が初めてデジカメを使う人で「これまで購入をためらっていた人が「このデジカメなら使える」と認めてくれた。」(リコー)

 ワイドコンバージョンレンズなどアクセサリーも充実。シャッターの重さを微調整したり、複数機の露出を合わせたりといった有料サービスも開始しマニアのこだわりをくすぐる。東京銀座の窓口には約200件の利用があった。


とある。

 製品の機能を詳しく説明したり、ユーザとの交流を深める場合にブログはことのほか役立ちそうな気がする。メーカーからの一方的な情報提供ではなく、ユーザもコメントやトラックバックという形で参加できることが、ある意味ブログの情報に信頼感を与えるということなのだろう。

 もしまだ自社の製品やサービスについてブログを開設していないなら、是非ともブログの活用を検討する価値は大いにありそうだ。
  

本日のその他の記事
・フラッシュメモリー、東芝勝訴。成長市場争奪、訴訟も駆使。(3面)
・仏アルカテル、米ルーセント、通信機器2社合併交渉。ネット向けを強化。(7面)
・USENの宇野社長、ライブドアと金融分野でもギャオと連携の方針。(9面)
・マイクロソフト次期OS発売延期にデル会長「影響は軽微」と。(11面)
・任天堂次世代ゲーム機に、過去のなつかしいゲームをネットからダウンロードできる機能を提供へ。(11面)
・「トヨタに学べ」に落とし穴:自動化やIT活用模索。人づくり重い負担。(11面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 17:31| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | マーケティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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新聞とネット
Excerpt: GRブログが3月25日の日本経済新聞でとりあげられたらしいです。 私、日本経済新聞は全くちんぷんかんぷんで手にとることもありません。 ということで実際に誌面を見たわけではなく、ネットを通じて知りまし..
Weblog: gr-digital.netブログ
Tracked: 2006-03-25 23:03
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