2006年03月15日

回転ずし、携帯電話で簡単予約。


 土・日の夜など人気のあるレストランや回転ずしなどでは、特に混んでいて長時間待たされることが良くある。店員に言われるおよその待ち時間も正確でなく、いらいらして待つことがあり、あげくにはあきらめて別の店に行くこともある。

 このようないらいらを解消できるかもしれない仕組みに関する記事があった。

記事(日本経済新聞(2006.3.15)35面)には

 百円回転ずしチェーンのくらコーポレーションは、一部の小型店を除く全店舗に携帯電話を使った予約システムを導入した。待ち時間を解消して顧客満足度の向上を図るとともに、会員登録者へのクーポン配信などを通じた顧客の囲い込みにもつなげる。

 
 顧客はまず、店舗にあるQRコード(二次元コード)を携帯電話で読み取って会員になる。登録は無料。会員は全店舗の待ち人数や目安となる待ち時間を携帯電話で照会でき、人数などを入力する。予約後はリアルタイムでの待ち時間確認やキャンセルも可能。

 会員には地域店舗のクーポン配信に加え、携帯を通じたアンケートも実施する。くらは首都圏と関西を中心に150店超を展開。週末のピーク時には待ち時間が2時間に達することもあった。


とある。

 携帯電話を利用した飲食店の仕組みとして、将来性を感じさせる内容と思われる。
ここでは、来店予約とクーポン提供がメインとなっているが、会員として管理できることになるので、来店時のメニュー選択や来店頻度、客単価などのデータも採取できれば、もっとその顧客に適したプロモーションが仕掛けられる可能性があるような気がする。

 利用度合いや累積の購入金額などに応じた特典を設けたり、回転ずしでは不要かもしれないが、本日のおすすめをメールしたり、来客数が少ないときに特別優待メールを出したりといろいろなプロモーションが考えられる。しかもシステム化をうまくしておけばこれらは自動で、コストを掛けずに行えるだろう。

 ただ利用者から見れば、あまり混んでいれば予約するよりも別の店を選択するような気もする。その意味で、顧客に対し利便性を提供しているように見える仕組みは、顧客ロイアリティ(忠誠度)を高めることが日々の活動の中できっちりとできている必要があるだろう。

 つまり「たまたまいく店」でなく、「なんとしてもいきたい店」であればこそ成功する予約システムのような気がする。



本日のその他の記事
・ICチップ付きクレジットカードに対応した読み取り端末の設置台数が20万台を突破と日本クレジット協会。(7面)
・中国首相、インターネット上の言論規制の継続を表明。(10面)
・米ユニシス、日本撤退。日本ユニシスと資本関係解消。(11面)
・日本国内パソコン出荷、昨年9.1%増。(13面)
・電子商取引のトラブルをネット上で仲介し解決する紛争処理機関をIT各社が共同で設置。(13面)
・[先読みビジネス天気]情報システムの構築需要が高まる中、SE不足が深刻になりSE費用が上昇傾向にある。若手のSE離れや中国やインドへの業務シフトなど業界は難しい課題を抱えている。(13面)
・携帯向け情報配信のサイバード、九州の通販会社のJIMOSと経営統合し携帯向け通販を本格化。(15面)
・携帯配信の事業者、既存事業の頭打ちで異業種との提携を急ぐ。(15面)
・検索エンジンの最適化(SEO)対策の昨年の国内市場規模は約64億円とアウンコンサルティング。(15面)
・与信管理ソフト開発のリスクモンスター、営業支援ソフトのソフトブレーンと業務提携。営業支援ツールに格付け情報・与信管理を組み込み、取引リスクを軽減する。(15面)
・サーバー不要のTV会議ソフト、システム開発のSOBAプロジェクトが無償配布。(15面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 18:44| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 携帯活用サービス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。