2006年01月17日

ワンセグ開始に合わせ長時間動画、携帯に配信。

 携帯の普及台数は9000万台を突破。携帯ユーザを狙った新しいサービスも毎日のように生まれているような感じがする。4月から始まる携帯向け放送・ワンセグが始まり携帯で動画を見ることが当たり前になろうとしている。

こんな中、ベンチャー企業が映画などの動画を携帯で閲覧する仕組みを発売するとの記事があった。今日はこれを取り上げる。

記事(日本経済新聞(2006.1.17)17面)には

 ベンチャー企業が相次ぎ、携帯電話で映画などの動画を閲覧するソフトを発売する。4月から携帯電話向け放送(通称ワンセグ)が始まり、携帯電話で動画などを視聴する使い方が普及すると判断。データ通信による映画やスポーツなどのコンテンツ、広告配信を目指す企業の需要を取り込む。

 映像管理システムのアイ・ビー・イーは、全ての携帯電話事業者の第三世代端末に長時間の動画配信ができるシステムを発売する。動画・静止画・音声などのデータファイルを自動的に携帯各社の規格に変換。毎秒7−15コマの映像を配信できる。

 同社は新製品「セーバー・ライブ・サーバー」を2月上旬に発売する。ネット関連システム開発のセーバーが開発した配信形式を採用したほか、通信状況や携帯電話端末の能力に応じて配信する画質を制御する機能を搭載。切れ目なく長時間にわたり動画像を配信することを可能にした。企業の社内教育用などの需要を見込んでいる。

 携帯電話向けソフト開発のjig・jpも携帯電話で映像を見られるシステムを開発。送り手の動画を加工してデータを圧縮、受け手側の通信状況に合わせてコマ数を変更する技術で滑らかな映像を再生する。

 コンテンツ提供者が専用のソフトで動画を加工し配信、視聴者はあらかじめ無料の閲覧ソフトをダウンロードする。2月5日にはこのシステムを使い、映画「シムソンズ」の携帯電話向け試写会を実施する。今月27日からwebサイトで希望者を募り、閲覧ソフトを配布する。

 両社とも端末の電源が続く限り、配信が可能。まずNTTの第三世代携帯電話に対応し順次、KDDI、ボーダフォンにも対応する。

 携帯電話向け動画サービスはこれまでダウンロード型がほとんどで、容量の問題から映画のような長時間の再生はできなかった。コンテンツ配信事業者やネット接続事業者の動画配信などの需要を見込んでいる。


とある。

 まるで申し合わせたかのように次々と携帯電話への動画配信サービスがスタートするようだ。サービスの違いが利用者にとってどのような違いになるのかは良く分らない。
ただ、はっきりしていることは映像をデータを携帯電話に全て取り込んでから再生をするのではなく、映像データを受信しながら再生もすることで映画のような長時間の映像を視聴することができるという仕組みをとっていることだ。

 このための通信費用がパケット課金かそれともデータ通信として扱われるかで利用料は大きく違ってくる。パケット課金なら定額性があるので安心できる。

 いずれにしても携帯電話の小さな画面で見る動画では細かい描写の映像ではある程度制約を受けるのは致し方ないような気がする。これもいろいろ試していく中で提供者側が工夫していくのだろう。

 記事で面白いと思ったのは企業の社内教育への利用を主な需要先と見ていることだ。企業の社会的責任、法令順守、新技術など今の企業には社員それぞれの行動への責任性や新しい知識の早期習得が大切になっている。このような中で以下に早く全社員に徹底するかが競争力を高めることになるということなのだろう。

今後、携帯向けの動画配信がどうなっていくか分らないが、今のメールと同じような感じで動画配信が携帯電話になくてはならない機能になるときは以外に早いかもしれない。

本日のその他の記事
・ライブドア家宅捜索。関連会社、買収巡り虚偽の公表か。(1面他)
・政府、大規模テロ被害の予測システムを導入する。(1面)
・三菱東京UFJ銀、システム統合の3年延期で顧客サービスに影響も。(7面)
・大手銀行、システムの高度化を急ぐ。新規IT投資積極的に。(7面)
・大証ヘラクレス、新システム30日に稼動。売買の処理能力7倍に。(7面)
・ジャパンネット銀、振込み1万件分がミスで処理遅れ。(7面)
・ライブドアへの強制捜査受けネットの掲示板に書き込みが殺到。(11面)
・[回転いす]ゲームもパッケージ販売からネット配信へ。(11面)
・楽天三木谷社長、ネットサービスの「複数利用会員」の促進に意欲。(13面)
・米GE系消費者金融、勘定系システムの開発コスト10分の1程度。(13面)
・医療情報システム開発のデジタルアークス、ネットを利用し手術室を遠隔監視できる画像システムを開発。(17面)
・知財戦略支援のSCIVAX、CSRについて優れた報告書の作成を支援。(17面)
・システム開発のCATWALK、中小企業向けに遠隔地からでもHPの記事や画像を更新できるシステムを開発。(17面)
・ネットビジネス支援のDガレージと飲食店向けソフト開発のジャストプランニングはブログ事業などで中小企業向けIT支援のテレウェイブと提携し、飲食店に集客や販促策を提供へ。(17面)
・半導体・電子部品の調達サイト運営のチップワンストップは大学生協と組み研究用などの部品調達を支援する。(17面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 21:52| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送と通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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