2006年01月15日

ITのマナー、子供から徹底。

 インターネットの急速な普及で、24時間いつでもサービスが受けられる、地域を越えたコミュニティの形成など我々の生活が便利になる一方で、相手が見えないバーチャルな環境でのコミュニケーションとなるため種々の問題に遭遇することも否定できない。

 このようなネット社会の光の部分と影の部分への対応力を子供の時代から身に着けさせようという動きが始まりそうだ。今日はこの記事を取り上げたい。

記事(日本経済新聞(2006.1.15)34面)には

 インターネットなどの情報技術(IT)の普及が子供の成長に影響を与えているため、政府は2006年度から情報教育の取組みを強化する。文部科学省はネット利用時のマナーなどの「情報モラル」について具体的到達目標を示した教員向けの指導資料を作成。総務省も小中学生にITの正しい活用法などを教えるための教材作りに着手する。

 文科省は現在、有識者で作る研究会を設けて小中高校での情報モラルの指導手法などを検討しており、06年度中にも指導資料の形にまとめて教育委員会などに配る。

 資料ではマナーなどに関する教育の到達目標を初めて示す。総合学習や各教科で「情報モラルとして何を教えるか」をはっきりさせるためだ。
盛り込む項目としては@ネット上の掲示板やチャットでの気持ちを相手に伝える際のマナー、A出会い系サイト、フィッシング詐欺などの有害情報への対処Bプライバシーや著作権への配慮・・・などが考えられるという。

 情報の瞬時の伝達や大量の複製が可能なITの特性を踏まえ、「他人が作り出したコンテンツを勝手に利用しない」「人を傷つける書き込みなどをしない」といった形で、見に付けてほしい目標を明示する。こうした指導手法の普及のために講習会なども開く予定。
 総務省はITの危険性と利便性を見極めて活用する能力(リテラシー)の育成に重点を置き、小中学生向けの教材を作成する。まず小中学生がネットや携帯電話をどれだけ利用しているかの実態を調査。その上で有識者による研究会を発足させて06年度中に教材を作り、07年度から現場に普及させたい考え。

 総合学習などでの利用を想定し、「情報化の危険な側面だけでなくホームページなどを通じて情報発信することの楽しさなども伝えたい」としている。

 情報モラル教育などの必要性は長崎県佐世保市の小六女児による同級生殺害事件などをきっかけに注目された。
 

とある。

 子供の世界にもネットが取り込まれてきていて、犯罪にまでつながったりしてきているようだ。またコミュニケーション力の十分でない子供たちがメールやネットでの掲示板で相手の立場も考えたような表現をすることは難しいだろう。

 そして手軽なネットショッピングなどでもある程度正しい知識を持っていないと、思わぬ被害に遭遇する危険もある。勿論、コンピュータウイルスやスパイウェアといった問題もある。

 このようなことを考えると、問題があるから子供たちにインターネットを禁止するよりも、今後ネット社会になっていくことを考えるとネット社会のルールとモラルや注意点をきっちりと教えて、正しい知識を身に着けておくことは子供にとっても良いことに違いない。そして、正しい知識を持った子供たちが次々と生まれてくれば、ネット環境も改善されてくることだろう。

 時間や空間、地域を越えてコミュニケーションできるツールを正しく活用することが、世界の平和にも貢献するかもしれない。

最も大切なことは学習している子供たちに、我々大人が率先して良い手本を示す必要があるのではないだろうか。


本日のその他の記事
・[家庭六法]ネットのトラブル、不審メールは無視しよう(10面)
があった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 17:21| 静岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | セキュリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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情報モラル教育
Excerpt: 今朝の日経にあった記事だ。ITのマナー、子どもから徹底――政府、指導資料に目標
Weblog: 独断と偏見の気になる情報セキュリティ
Tracked: 2006-01-16 02:10
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