2006年01月13日

「au」の携帯ナビ、乗換駅や道順「声」で検索。


皆さんは出かけたときに電車などの時間を調べる方法はどうされていますか?
私の場合は携帯電話で調べます。出発あるいは到着時間を指定して調べることができ、おまけに乗り継ぎなども教えてくれるので重宝しています。ですので今ではポケット型の時刻表などを持ち歩くことはなくなりました。ただ、唯一不便だったのは駅名などの入力でした。

 今日はこのような不便を解決してくれそうです。駅名などを声で指示すればokとのことです。この記事を取り上げます。

記事(日本経済新聞(2006.1.13)13面)には

 KDDIは携帯電話「au」で、声を吹き込めば電車の乗換駅や目的地まで道順を検索できるサービスを始める。ボタン操作が面倒な高齢者などにも便利で、素早く検索できるのが特徴だ。


 サービスは「声de入力」。携帯利用者の現在地を全地球測位システム(GPS)で把握して道案内する有料サービス「EZナビウォーク」に新機能として加えた。

 携帯に向かって「大手町から新宿まで」などど出発・倒着駅や日時を話すと、サーバーが分析し、画面に検索条件が文字で表示される。

 携帯で認識した音声情報を受信したサーバーで処理する分散型技術を一般向け携帯に搭載するのは世界初という。EZナビの料金は、1日95円、月額210円などで、別途パケット通信料金が必要。2月上旬に発売するEZナビ対応機種から順次提供する。


とある。

 便利になるものだ、携帯が益々便利になり手放せなくなりそうだ。もともと電話だから話す声を電気信号に変える機能はあるのだからそれを旨く利用しているといえる。

 新聞記事では詳しく書かれていないが、昨夜のWBSでの解説では、従来人間の声をコンピュータが認識する「音声認識」を行うにはそれなりの処理能力が必要で中央のコンピュータで音声を解析して認識することが必要だった。それが今回の「au」の仕組みではこの音声認識を携帯電話そのもので実現している。だから文字入力の代わりを音声で行うことができるとのことだ。

 つまり携帯電話のコンピュータとしての処理能力は、ちょっと前の中央コンピュータ並みの処理能力になったということになる。
この流れは新しい機能の可能性を感じさせる。

 例えば、携帯でメールを打つのは結構大変だが、これも携帯に向かって話せば、それだけでメール文が作れることになるだろう。究極的には、亡くなられたNECの小林会長が「海外の人と電話するときに、日本語で話せば相手には英語で伝わり、相手の英語はこちらでは日本語で聞こえるという夢の電話を作りたい」と話されていたが、これが現実に近づきつつあるような気がする。

今回の機能がどれだけ利用者に支持されるかは予想できないが、技術面では大きな可能性を感じさせるのではないだろうか。あなたのビジネスではどのように活用できそうですか。



・本日のその他の記事
・東証、1日あたり処理件数を900万件から1500万件まで処理能力を7割増強。(1面)
・楽天、米保険最大手のAIGグループと損保会社の新会社を設立へ。(7面)
・証券会社のネット手数料、専業安く、大手も引き下げ。(7面)
・三井住友銀行、ネットバンキングの防犯策として60秒ごとにパスワードが切り替わる認証方式を2月から導入へ。(7面)
・米IBM、ソニー、東芝、線幅32ナノの次世代半導体の製造技術を共同開発する。(13面)
・住友電工、量産レベルで世界最高の電流性能を持つ高温超電導線材を開発した。(13面)
・[次世代技術]電子ペーパー、様々な方式で開発競争し実用化が見えてきた。(13面)
・今年期待の新興企業:一休、ネットでの高級宿泊施設の予約に「特化」。(18面)
・首都高などでETCが故障。復旧に8時間。(38面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 23:14| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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