2006年01月05日

次世代ETC今夏始動

 最近、高速道路を利用するとETCの料金所ゲートを通過する車がめっきり多くなったと感じるが、今年の夏には高速道路の料金決済だけでなく、カーナビと連動した情報サービスや給油所などでの決済と用途が拡大するようだ。

記事(日本経済新聞(2006.1.5)13面)には

 松下電器産業と三菱電機は今夏にも次世代型のETC(自動料金収受システム)車載器をそれぞれ発売する。現行の車載器は有料道路の決済に利用が限られているが、次世代型は給油所など別の決済に加え、カーナビゲーションシステムと連動させ情報・広告配信を受けることも可能。用途が拡大することで自動車の情報環境が変わる契機になりそうだ。

 ETCはDSRC(狭域無線)と呼ぶ通信手段を使っている。現在DSRCを活用しているのは事実上ETCのみだが、年内には決済や情報配信なども利用できるようになり、ETC以外のサービスが一部開始される見込み。

 次世代型ETC車載器が普及すれば、決済機能として駐車場、ドライブスルー型レストランなどでも利用可能となる。さらに、DSRCはある特定の地点で大容量の情報が配信できるという特長を持つため、カーナビと接続することで映画・音楽のダウンロード、広告配信など車中での情報通信の幅が広がる。


とある。

 以前ETCの次世代機は現行機と互換性がないものの利用できる機能が増えるといった記事があった。今回の記事によると、次世代機の発売時期は松下と三菱が今年の夏ごろになり、他社は追随し発売するということだ。また、料金の決済以外に映像や音声情報も通信できるのでカーナビと連動することで新たなサービスが提供できるとのことらしい。

 今、車を取り巻く通信環境としては、衛星通信、携帯電話、PHS、地上波デジタルといろいろな種類の手段がある。これに今回のDSRCという通信方式が更に加わることになる。今後、無線通信の環境は更に高速通信が実現すると思われるので車を取り巻く通信環境は益々多彩になると思われる。

 いづれにしても、車という空間がいろいろな情報で武装され、例えば観光情報、駐車場情報、ショッピング情報、イベント情報、といった目的に応じた情報も簡単に得ることができるようになることだけは間違いがないだろう。


本日のその他の記事
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などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 20:49| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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次世代ETC
Excerpt: 最近話題になっている次世代ETC。 まだ松下、三菱電機2社が開発途中です。
Weblog: 【車乗るならナビは無くともETC】
Tracked: 2006-01-11 21:50
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