2005年12月22日

通信・ネット動画配信続々。ドコモがフジに出資。

 このところ毎日のように通信と放送の融合に関連した話題を取り上げている。
これは放送関連に関係する部分がネットワークの進展で、大きなうねりとなって動き出したことの、現われではないかと思われる。

今日取り上げる記事は、ドコモがフジに出資をするという内容に関するものとなっている。

記事(日本経済新聞(2005.12.22)3面)には

 NTTドコモが21日フジテレビジョンに約207億円出資すると発表した。
テレビ放送の独壇場だった家庭向け映像娯楽市場に通信業界やインターネット業界から新サービスが続々登場するなか「放送と通信の融合」を一段と後押しするのは確実だ。
パソコンや各種携帯端末など番組を視聴できる端末も増え、利用者の選択肢は一気に広がってきた。


 これまで家庭で映像番組を楽しむにはテレビ放送(地上波)に対応した受像機を利用するのが基本だった。その後ケーブルテレビ(CATV)や衛星放送(BS)、通信衛星(CS)放送などが登場し地上波以外のチャンネルを加えた「多チャンネル放送」がお茶の間のテレビで楽しめるようになった。

 これら既存の放送インフラと競合するようになったのが、光ファイバー網やADSL(非対称デジタル加入者線)といったブロードバンド(高速大容量)通信回線だ。

これらの回線はもともとインターネット接続を主目的としていたが、容量が大きいためデータ量の多い動画をネット経由で素早く送れるようになった。

 このため、これら回線を運営する通信会社が、テレビ放送に類似した動画配信サービスを相次いで乗り出している。

 既にNTT東西やKDDI、ソフトバンクなどが、ブロードバンド回線とテレビをつないで多チャンネル放送を見られるようにしたサービスを展開中。

一方USENやヤフーなどネット企業が本格的な動画配信サービスを展開している。

 無線電波によるテレビ放送も多様化している。
ドコモとフジが組んだ背景には、地上波デジタル放送用の周波数の一部を使った携帯端末向け「ワンセグ放送」が来春スタートするのを睨んだ動きがある。

ワンセグは地上波デジタル放送と同じ映像をそのまま流す形になるが、将来的には携帯端末がインターネットとつながっていることを利用した様々な付加価値サービスの展開ができるようになる。

両社はその可能性を模索していくとみられる。



とある。

 ワンセグについては10月30日に
  http://netsyakai.seesaa.net/article/8774209.html
 で取り上げているので参考に。

 今回取り上げた記事には「番組多彩、視聴どこでも」という見出しもついている。

 いろいろあるが、要するに放送を取り巻く環境が大きく変わるということだろう。
見たい映像(情報)によって、それに適した見方が選択できるということにつながるのだろう。

 何がどうなるかは誰も予想できない。

 視聴者のニーズを細分化し、そのニーズに一番適した映像配信環境を作り出すこと。
 これに尽きるのではないだろうか。
 このようなことが、コストをあまり掛けずにできる時代(技術環境)になったということだろう。

 だから、中身は後から的な発想で、枠組み作りを急ぐために提携関係を築いているということかもしれない。



本日のその他の記事
・総務省のIP化に対応した電話の競争ルール検討会」が今後の検討項目を纏めた。(5面)
・EUが独自に進めるGPSシステムの「ガリレオ計画」、試験衛星打ち上げで動き出す。(9面)
・米グーグル、AOLに出資しネット覇権を狙う。(11面)
などがあった。   


posted by ネット社会の水先案内人 at 17:44| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送と通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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