2006年08月14日

電力線通信の市場規模、今後4年で8倍に


 各家庭にくまなく配線されている電力線、この電力線で電気を流しながら更に高速のデータ通信までもを実現しようというのが電力線通信(PLC)です。

 このブログでも何回かとりあげました。
 http://netsyakai.seesaa.net/article/11621912.html
 http://netsyakai.seesaa.net/article/18747916.html

日本ではまだPLC利用には制約が厳しいので普及が遅れるとの予測もあるようですが、世界市場で見ると既に普及期に入り始めたようです。(新聞休刊日なので昨日の記事です)

記事(日本経済新聞、2006.8.13、7面)には

 市場調査のテクノ・システム・リサーチはコンセントを通じて情報をやりとりする電力線通信(PLC)の市場規模予測をまとめた。

PLCに必要な機器の出荷台数は昨年に全世界で1464万台だったが、2010年には8倍の1億3273万台に拡大する見通し。年平均の成長率は56%程度となる。

 テクノ社がまとめたのはPLCに必要なモデムなどの出荷台数。2005年の地域別内訳は低速PLCが普及している北米が53%と過半を占めた。2010年にはアジア大洋州が33%とトップになり、北米、欧州が25%前後で並ぶ見通しだ。テレビやパソコンに標準搭載されれば、成長率も拡大する可能性が高い。

 日本での出荷台数は2010年に990万台となる見通し。その大半が毎秒190メガビットの高速通信向けとなりそうだ。


とある。

日本でこのPLCが普及しないのは、光回線などのブロードバンドを構築するためのインフラ整備が進んでおり、価格も世界的に見ても安価であることがあげられるのと、PLCにはデータ通信時に発生するとされる「漏洩電波」に対する抵抗感が大きいことがあるようです。(詳細は前述の過去ブログを参照)

 情報家電が今後普及することを考えるとこのPLCは情報家電をネットワークする通信回線として極めて有効な手段ではないかと考えます。

何故なら、家電製品は必ずと言っていいほどコンセントから電源を取るのですから。

やはり注目すべき技術であることは間違いのないところのようです。

                        本日も夏休みバージョンです。


posted by ネット社会の水先案内人 at 09:57| 静岡 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 通信インフラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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